shy→shiningと天海春香さん
「shy→shiningと天海春香さん」
ステラステージで登場し、本日6月13日に発売されました『shy→shining』(作詞:朝日祭、作曲:BNSI(Yoshi)、編曲:滝澤俊輔[TRYTONELAVO])の歌詞と天海春香さんの関係について様々な思いが出てきたため、それを文章化して整理したいと思います。
なお、文章に歌詞はもちろん、ステラステージの春香さんシナリオのネタバレが含まれているので、ネタバレが大丈夫な方のみこのままお読みくだされば幸いです。曲中の歌詞はどれも見事なのですが、そのなかでも注目したいポイントが5つあります。
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1.
もっと輝きたい もっと夢 描きたい
shy→shining girl 駆け上がるよkeep on smiling
ゲーム内ではステラステージという大舞台を制覇し、Sランク到達後のエンディングで初めて流れるのがこの歌です。メタ的にはアケマス稼働から13年を迎えるという状況の765AS、そして天海春香さんが「もっと輝きたい」と歌い始めるのはなかなか感動してしまいます。
2.
眩しいこのステージは あの日から続く
諦めなかったら 夢は ちゃんと見てた
春香さんにとって「あの日」とは、アイドルになりたいと幼心に願った日のことだと思います。
ゲーム内では、春香さんがアイドルを志したきっかけを語るシーンがあります。それは幼い頃、近所の公園に「歌のお姉さん」が来ていて、みんなで一緒に歌を歌いとても楽しかった、というものです。それがきっかけで歌うことの楽しさ、そしてアイドルになりたいという夢が芽生えた春香さんは、765プロに入ることになります。
「諦めなかったら (アイドルになるという)夢は(私のことを)ちゃんと見てた」という素敵な言い回しも相まって、どうしても春香さんがアイドルを目指した原点を思い返さずにはいられませんでした。アイドルになりたいと願い続けていたから765プロに入ってアイドルデビューできたし、「歌のお姉さん」のようなアイドルであり続けたいと思ったからこそ、当初は勝てるなんて微塵も思えなかった961プロの詩花ちゃんに勝って、トップアイドルになれたのではないかと思います。
3.
遠くたって 見えているからね
光浴び 未来に向け 歌うよour song
この歌詞で「後ろの席までちゃんと見えてるからね」の春香さんお決まりのセリフを思い出した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ゲーム内でのメールでも、観客席に行った春香さんが「席からステージって基本的に遠い」「どの席に座っているお客さんにも同じように楽しんでもらえるようなパフォーマンスをしたい」ということを話しています。春香さんなりのファンへのやさしさ、思いやりと歌詞とがリンクしていて素晴らしいと思いました。
4.
「私、これからも大好きな歌を歌い続けますっ!明日も、明後日も、ずっと・・・だからこれからも・・・えへへっ、ずーっと一緒ですよね?プロデューサーさん!」
春香さんソロでのみ聴けるセリフです。まず「歌い続ける」という点について。春香さんは歌が大好きな子です。歌のお姉さんがアイドルを始めたきっかけであるのはもちろん、もともと歴代作品で「Vocal属性」というくくりにあり歌との関係が深いアイドルです。
次に「ずっと一緒」という点について。基本的にどの作品でも、春香さんは親密になってくればくるほどPと一緒にいたがる傾向にあると思います。ステラステージのゲーム内でも「もっと私をそばに置いてほしいです」とPに伝えるシーンがあります。好きになった相手と一緒にいたがる春香さんめっちゃかわいいです。
それでは、この2点を足すとどうなるでしょうか。「大好きな歌を歌い続けることで、(同じく大好きな)Pと一緒にいられる」と解釈できるのではないでしょうか。春香さんにとっていい選択であると捉えることも、「アイドルを辞めた途端にPとの距離が離れてしまう」という未来を予感させることもできるのではないでしょうか。
5.
どんなときも 君がいてくれる
最高の 宝ものを 増やしてshining
春香さんはPを信頼してくれていて、どんなときも「一緒にいてくれる」と信じてくれているのだと思います。その思いを裏切らないように、私はこれからも春香さんをプロデュースします。
お読みいただきありがとうございました。