MRステージ、泣き出した女性Pと春香さん
天海春香担当のスタントンと申します。
先日、横浜のDMM VR THEATERにて開催されたMRステージ、天海春香主演公演を観に行きました。
会場写真
その春香主演公演、30日の第2部(千秋楽)のMCで忘れられない出来事がありました。
MR春香さん第2部
— スタントンP🎀(396/505) (@stantonharuka) 2018年9月30日
当てられた女性P泣き出す
「春香に会えただけで嬉しい」
春香さん笑いながら
「いつも会ってるじゃないですか」
「笑って〜!(満面の笑み)」
ソロ曲最後がステキハピネス
お姫様ティアラ付けてステキハピネス歌う
「ねえ私幸せをもっともっともっと届けたいよ」
やばいです
端的に示すと上記のツイート内容です。このやりとりに、春香さんの実存性を感じました。
私はB列におり、指名された方が目の前(A列)にいたこともあってか、一定の範囲でその情景が記憶に残っています。記憶や他の方のツイートを参考にもう少し詳しく書いてみます。
(座席ルーレットスタート、A列の女性Pが指名される)
(女性P、ゆっくり立ち上がる)
春香「プロデューサーさん!……あれ?どうしたんですか」
(女性P、泣いている)
女性P「春香に会えただけで嬉しい」
(会場、拍手)
(春香さん、笑いながら)
春香「プロデューサーさん、いつも会っているじゃないですか」
(会場、笑い)
春香「その涙を笑顔に変えるために、私に何をしてほしいですか」
女性P「春香の笑顔を見せてほしい」
春香「笑顔ですね!わかりました……せーの、笑顔〜!(満面の笑み)」
(会場、拍手喝采&可愛い〜!)
春香「笑って〜!」
だいたいこのような流れです。間違っていたらごめんなさい。指名された訳でもないのに、私はしばらくポロポロ涙を流し、「早くこのことを知らせなければ」という謎の使命感に駆られ、公演終了後すぐスマホを取り出し、前述のツイートをしました。
なぜこのシーンが良かったのか
1.「プロデューサー」に対して
MC中は、ライブの出番を終えバックステージに戻ってきたという設定のため、基本的には客席とのやりとりは「Pとアイドル」という関係です。
また、指名されると、春香さんが少し近づいてきて目線も合うようになり、まるでゲーム内でのコミュのように一対一で話しているような感覚になると思います。
女性Pが「会えただけで嬉しい」と言ったことに対して、例えば「私も会えて嬉しいですよ!」と返すことも出来たと思いますが、「Pとアイドル」の関係性を春香さんが咄嗟に判断して「いつも会ってる」と返し、笑いまで誘ったのでしょう。
この例に限らず、伊織のTシャツを着たPに対して「お洗濯が間に合わなかったんですね」と言ったり、5月の1stシーズンのときは「アイマスが好きです!」と言われて「アイマス……この公演のことが好きなんですね」と返したりと、設定を守りつつ、上手い返事をしている印象を受けます。
2.「ファン」に対して
上記の「プロデューサー」と相反するかもしれませんが、「お姫さまティアラ(お姫様ティアラ)」の説明にもある通り、Pはアイドルにとって最初のファンです。
お姫さまティアラ
お姫様ティアラ
つまり春香さんは、目の前にいる一人のファンに対しても手を差し伸べたのだと言えます。
泣いている人を喜ばせるのは、非常に難しいことです。しかしながら、春香さんは自身の笑顔と言葉でそれができました。
私はプロデューサーとして誇らしい気持ちになり、いちファンとして凄さを感じました。
また、ツイートにあるように、春香さんのソロ曲として、「ステキハピネス」が披露されます。しかも、お姫様ティアラをつけた状態です。
困ってる人を見つけたらどうしよう…助けようよ!
ただ見てるだけじゃじれったい
声かけてみました
(中略)
ステキなハピネスあげる
キラキラ スマイルが溢れ出す
いいこと1つするたび
だんだん 心が満たされてく
ねえ私 幸せを
もっと もっと もっと あげたいんです
(ステキハピネス、歌詞より)
OFAのなかでは、迷子になってしまった春香さんのファンの女の子に、笑顔になってもらいたくて春香さんが即興で歌ったのが「ステキハピネス」の由来となっています。
「幸せを感じてもらう」「だれかに幸せをあげることに幸せを感じられる」という歌詞と、MC中の出来事を重ねずにはいられませんでした。
また、「P=最初のファン」からのプレゼントであるお姫様ティアラをつけて歌ったことにより、ファンに対してプレゼントのお返しをするような、思いやりの気持ちも合わせて伝わってきました。
MR自体いいイベント・ライブなのですが、このようにアイドルの気持ちがダイレクトに伝わってくるシーンが多々あるので、とても幸せな気持ちになれます。
もし3rdシーズンがあり、そこに春香さんの主演公演があったらぜひ皆さんに観に行ってほしいです。
春香Pとしても、春香さんのファンとしても。