stantonharukaの日記

春香さん中心に書いています。

マジで…!?収録がマジで嬉しい

「マジで…!?」

こう思った方も多いのではないでしょうか。

 

MA4(MASTER ARTIST4)の収録曲が発表されましたが、

・春香さんの新曲がI'm yoursというタイトルであること、その曲を手掛けるのが、START!!やサマカニ‼︎などでお馴染みの宮崎誠さんであること

・カバー曲に明日はきっといい日になる卒業写真が選ばれたこと

・MA3にはなかったトークパートがあること

 

などがわかりました。

 

それらと同じくらい私が驚き、そして喜んだのが、マジで…!?が収録されていることです。

 

マジで…!?とはなんなのか

マジで…!?は、2015年に発表された楽曲で、太鼓の達人シリーズや、Vitaで発売されたゲームアイドルマスター マストソングスへ収録されたものの、ライブで歌われないどころかCD化もされない、いわば幻の楽曲となっていました。

 

P歴が5-6年以上の「古参」オタクの方は、765ASがイベントへ出演する度に冗談半分で「今日は「マジで…!?」が歌われるから!」という会話をしたり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

 

楽曲が発表されたのは、ミリシタどころかデレステさえギリギリなかった時代です。その楽曲の名前が2020年になって陽の目を浴びたのですから、驚くと同時に嬉しさがこみ上げてきました。

 

 

マジで…!?の良さ

嬉しさの要因の一つは「ずっと待っていた」ことにありますが、それ以外のこの楽曲の良さを自分なりに説明してみます。

楽曲の良さとして、この3つを挙げます。

 

ナムコサウンドの凝集作品として

②アイドルにしがみつく泥臭い楽曲として

③春香さんの"ひゃ"を堪能できる楽曲として

 

ナムコサウンドの凝集作品として

マジで…!?を注意深く聴くと、この楽曲は様々な音楽要素が組み合わさって成立していることがわかります。

楽曲内で使われる太鼓の音色クラップ、そして「はっ」「よーっ」等のボイスはお祭り感を感じさせますし、ピアノやギターを彩るように、かつ、くどくないように支えるシンセブラス、ストリングスの音色は、この楽曲を豪華にしています。

 

単に豪華なだけではありません。楽曲中にはいくつかの「間」が用意されていて、スタンドアップ的にコールを入れやすい仕様になっています。

作曲の佐藤貴文さんは、最近OTAHEN アンセムDo the IDOL!!〜断崖絶壁チュパカブラ等でも話題になりましたが、5年以上前の楽曲でも楽しくライブで盛り上がれそうなサウンドを作ってらっしゃることがわかります。

 

私が音楽的に特に注目したのは間奏部分の、ピアノと交互に流れるシンセサイザーのパートです。

このパートのメロディリズムは、1st VISION期のオーディション選択画面で流れていたBGMをモチーフにしたのではないかと思うくらい、リズム感が似ているのです。

もしかすると、他にもアイマスのゲームBGMをモチーフとした箇所があるかも知れず、発売後にリピート再生して聴き比べをするのが楽しみです。

 

音色にコールにモチーフと、ここまで様々な要素を組み合わせつつ破綻しないように楽しく作り上げたこの楽曲に対して、私は「ナムコサウンドの凝集作品」と呼びたいです。

 

 

②アイドルにしがみつく泥臭い楽曲として

 

音楽が良ければ歌詞も素晴らしいです。

「MAGIC DAY」「マジで」

「yeah bye com'on」「ヤバいかも」

と歌わせたり、太鼓の達人らしく「ドン」「カッ」を取り入れた歌詞などの遊び心が最初に目につくのですが、この楽曲の歌詞の本質は、とても泥臭いアイドルソングです。

 

どんだけの シューズを履きつぶして

ドンぴしゃり ムーブを研ぎ澄ますわ

かかってこい 笑顔と涙ステップ

抱えてる 甘さを泣き捨て

 

チョイ、Stop... 不安と迷いと 行くか戻るか

Fly! コールを聴いて Now High!

 

Aメロ・Bメロの歌詞を改めて見返すと、まるでアイドルにしがみついているかのような執念と情熱が伝わってくるのではないでしょうか。

 

さらに特筆すべきは、この歌詞を受けた後のサビ、最初の言葉です。

ハジけ踊れ

 

そう、Aメロ・Bメロの泥臭さが、サビのこの1点に向かっているのです。

「シューズを履きつぶし」たり、「不安と迷い」があったりした時間が、「ハジけ踊」る瞬間との対比になっており、かつ気分がぐんぐん上がっていくカタルシスを持つ歌詞構成になっています。

この歌詞を天海春香さんが歌うことになるのです。注目せずにはいられないでしょう。

 

 

③春香さんの"ひゃ"を堪能できる楽曲として

天海春香さんは可愛い、それはそうなのですが、この楽曲ではそれがさらに際立ちます。

なんと言っても冒頭の「yeah bye com'on」の歌詞で「ヤバいかも」と言わせる場面です。

 

冷静に考えて下さい。あの天海春香さんが「ヤバい」という言葉を使うのです。

私は歌詞の都合で普段言わないことを言っちゃう春香さんに対して強烈な愛情を感じるのですが、「ヤバいかも」は強烈にヤバいです。

 

さらには「ヤバいかも」の発音もヤバいです。

マストソングソングスを赤盤青盤両方とも持っている関係上、私は天海春香さんの「ヤバいかも」を765回は聴いたのですが、どう考えても「ひゃばいかもっ!」としか聴こえません。

 

そして、天海春香さんの"は行"研究会の私としては、この「ひゃ」の発音こそ天海春香さんのお茶目さや前のめりさ、元気良さなどを感じさせる愛おしい発音だと言わざるをえません。

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天海春香さんの"ひゃ"を堪能できる素敵な楽曲、それがこのマジで…!?なのです。

 

 

ナムコサウンドの凝集作品として

②アイドルにしがみつく泥臭い楽曲として

③春香さんの"ひゃ"を堪能できる楽曲として

以上3つを、自分なりに考えるマジで…!?の良さに挙げました。

 

MA4の新曲やカバー曲、ドラマパート等と同じくらい、マジで…!?にも注目していただけると、マジで嬉しく思います。

 

長文にも関わらず、ご覧いただきありがとうございました。

THREE1989の曲がオススメです!

普段アイマス・春香さんのお話が中心なのですが、たまには毛色を変えたものを書いてみたいと思います。

今回はハマっている音楽グループ「THREE1989」のお話をしようと思います。

 

まずは曲を聴いてみてください。

 

かっこよくないですか?

私はこのTHREE1989("スリー"と読みます)というバンドに、2018年の夏くらいからハマりました。

Spotifyでなんとなく曲を流し聴きしていたところTHREE1989の楽曲が耳に入りまして、リリースされた曲たちを聴いていくうちに大好きになりました。

私はエレクトーンを習っていた経験があるので、シンセ・キーボード中心のサウンドが心地よく感じられたのも理由だと思います。

今ではファンクラブにも入っています。

 

THREE1989の魅力

THREE1989は1989年生まれの3人グループです。

ボーカルのShoheyさん、キーボードのShimoさん、DJのDatchさんというメンバー構成なのですが、このバランスが絶妙なのです。

 

Home Sessionと題して自宅でのセッション動画をいくつか上げられていたのですが、ボーカル・キーボード・DJという構成でも楽曲のクオリティが高く、"チルエモ"な魅力を存分に引き出しているのがおわかりいただけると思います。

 

また、ライブなどでバンドメンバーが入ると豪華になって別の魅力も生まれてきます。

 

おわりに

ハマった後に知ったのですが、THREE1989はWikipediaにまだ記事がないくらいには「新進気鋭」のグループでして、事務所には所属されず独立した活動をなさっています。

 

将来、コアなバンドとしてファンが楽曲を語り継ぐような存在になるのか、はたまたビッグになってアリーナツアーなんかをやる存在になるのかはわかりませんが、少なくとも今の段階でとても素敵な音楽性のあるグループだと私は思っています。

主要なサブスク配信で音楽を聴けるので、

ぜひ梅雨の時期のBGMとしてTHREE1989の楽曲を聴かれてみてはいかがでしょうか。

 

ひとまずの私のオススメ楽曲は、

・Kiss In The Sun

Kiss In The Sun

Kiss In The Sun

  • THREE1989
  • J-Pop
  • ¥255

・Umbrella

UMBRELLA

UMBRELLA

  • THREE1989
  • J-Pop
  • ¥255

・Don't miss it

Don’t miss it

Don’t miss it

・mint vacation

mint vacation

mint vacation

  • THREE1989
  • R&B/ソウル
  • ¥255

・morning bird

morning bird

morning bird

  • THREE1989
  • J-Pop

 

今後の活動にも注目してみてください!

 

 

まるるんとは誰か

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1.まるるんとは

「まるるん」は、天海春香のデフォルメキャラクターです。

初出は、2016年1月28日に発表された「プラチナスターズ第1弾PV」です。

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=FsujwBXwWPU

上記の1:45付近より

 

同様に765ASメンバーのデフォルメもそれぞれ存在し、プラチナスターズ・ステラステージのゲーム内にも登場します。

プラチナスターズでは踊りを披露します。

 

2.「まるるん」の名称の由来

しかし、この子の公式な名称は「ちび春香」です。

 

【プラチナスターズ】キャラクターPV第4弾 ~天海春香~公開! PlayStation®4でより魅力的になった春香の姿をご覧ください♪

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それでは、私を含む一部の人はなぜ「まるるん」と呼ぶようになったのでしょうか。

 

私の記憶が正しければ、まるるんの初出であるプラチナスターズ第1弾PVがニコ生で流れた際には、まだ公式な名称が存在せず、

「ちっちゃい春香さん」

「小さい春香さん」

などと、プロデューサーによりバラバラの呼称が使われていました。

 

しかし、PVが流れた翌日に、くろはまさんという方がこう発言しました。

 

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まるるん!!

 

まんまるなはるるんだからまるるん。

なんとわかりやすい呼び方でしょうか。

 

アニマス春香回で登場した「幼い春香さん」との混同も避けられるため、これ以降、公式名称をガン無視してまるるんが一部の方々に浸透します。

 

3.まるるんの多様性

現在、まるるんは4つのタイプに分かれています。

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①キャンプウェア姿(左)

②レボリューションナイト姿(左中)

③トップクローバー姿(右中)

トゥインクルスター姿(右)

 

このなかで①と④のまるるんに関しては、先述のプラチナスターズ内でダンスを披露することから、スクショが豊富に流通しています。

さらに①と②のまるるんは、キーホルダーとしてグッズ化もされています。

 

愛らしくまんまるなまるるんには、ツイッター公式クライアントで使用可能なスタンプもよく似合います。

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ここまで、まるるんについてある程度説明させていただきました。なお、

おててが短くてリボンを結べそうになく、誰に結んでもらっているのだろうとか、

そもそも体長は何cm、何mあるのだろうとか、

謎が尽きない子ではありますが、それと同時に魅力も尽きない子でもあります。

 

こんなに可愛いまるるんを知ってしまった皆さん。

ぜひ皆さんも素敵なまるるんライフをお過ごし下さい。

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「象徴」と天海春香さん① ーマジカル・ニグロ批判との類似ー

過去に温めていた『「象徴」と天海春香さん』というテーマで、複数回記事を書いてみます。

 

  ミリシタのまとめサイトで春香さんの記事を読んでいた私は、このような記事を見かけました。

 

『【ミリシタ】象徴じゃない春香を見たい!!』

※2019年の記事です。

数分あればコメントまで読める内容です。

まずは読んでいただけると嬉しいのですが、現状(ミリシタ)の春香さんの描かれ方について抜粋しますと、

 

・もうちょい調子に乗ったとこ見てみたいね

・春香さんはもはやアイドルという概念になりつつある

※いずれも記事抜粋より引用

などの意見を紹介するものです。

記事の論旨としてはタイトル通り「象徴ではない(≒別の切り口での)天海春香さんを見たい(だがしかしミリシタの春香さんはそうではない)」という言説(を紹介するもの)です。

 

アイドル・先輩・センターの象徴

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良し悪しは置いておき、

『ミリシタのコミュで天海春香さんが出演するときには、「アイドル」「先輩」「センター」という符号を表す象徴として描かれる頻度が高い』

という点は、ミリシタをプレイされている方にはご納得していただけるのではないでしょうか。

 

「アイドル」といえば天海春香

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「アイドル」の例として挙がる春香さん

 

「先輩」といえば天海春香

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メインコミュ第1話で「先輩に話しを聞こう」となり、最初に話しを聞きに行くのが春香さん

 

「センター」といえば天海春香

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センター公演を控えたまつりちゃんに、先生として呼ばれたのが春香さん

 

こうしたコミュへの登場には共通点があります。

メインではないものの、

・センター公演を迎えるプリンセス属性のアイドルを助ける役や、見本となる存在として

春香さんは描かれています。

メタ的にいえば、シナリオライターからすると物語全体が破綻しないよう支える舞台装置として、(未来ちゃんや琴葉ちゃん、百合子ちゃんではなく)春香さんを使いやすいのだ、ということではないでしょうか。

現に、春香さん自身が成長したり、あるいは問題を抱えてしまうような描写は上記コミュにはありません。

 

また、春香さん自身のコミュや発言においても、「アイドル」「先輩」「センター」というようなイメージを、より強めるものが少なくありません。

 

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「先輩として」


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「みんなのお手本に」


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「(私のではなく)私達の」

 

これらの象徴

ーーアイドル、先輩、センターーー

といった固定観念に立脚した描き方に対して、前述の記事では別の切り口で春香さんを描くよう求めている、という構造です。

 

この批判構造なのですが、大学で学んだ「ある言説」と類似するのではないか、と考えたことがあります。

 

マジカル・ニグロとの類似性

創作物における画一的な脇役描写への批判、としては、「映画に登場する黒人は、白人主人公を助ける脇役として都合よく描かれがちである」という言説「マジカル・ニグロ」が挙げられます。

マジカル・ニグロ - Wikipedia

 

なお「ニグロ」という極めてセンシティブな言葉を使っているのですが、構造に対する皮肉をこめた呼び方であり、かつある程度確立した表現なので私もこの表現を用います。ご了承ください。

 

ハリウッド映画においては、「病気を治したり道具を用意したりする不思議な力で白人主人公を助ける黒人脇役」というステレオタイプが存在して、それに対する批判が存在します。

 

「マジカル・ニグロ」、米ハリウッド映画に見る人種差別問題 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

AFPの記事によると、ウーピー・ゴールドバーグ氏やモーガン・フリーマン氏が例として挙げられています。

 

言わずもがな、人種差別問題を始めとするポリティカル・コレクトネスについて議論されているハリウッド業界と、少なくとも人種においてその議論の必要性がないミリシタとではスケール感や深刻さは異なります。

ただし、物語の配役や脚本にある種の固定観念ーーステレオタイプーーが組み込まれている状態、かつ、画一的な描き方に対する批判という意味では類似性があるのではないでしょうか。

 

 

次回以降は、天海春香さんにおけるステレオタイプ形成の背景や、マジカル・ニグロ言説との相違点について書きます。

天海春香さん天海春香さん天海春香さん天海春香さん天海春香さん天海春香さん天海春香さん天海春香さん

天海春香さん

 

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天海春香さん

 

天海春香さん

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天海春香さん

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【春香SS】P「春香、俺も歌いたいんだ」

 

春香「…………えっ?」

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P「俺も、歌いたいんだ」

春香「ええっと……あ、もしかして、カラオケに行きたいんですか?よかったら今度二人で」

P「カラオケに行きたいって言われればそうなんだけど、できれば近いうちに、ステージに立ちたい」

春香「…………?」

P「市民ホールでもいいぞ。野外音楽堂とか、そのうち武道館とかだって」

春香「ちょ、ちょっと、待ってください」

P「春香?」

春香「プロデューサーさん、急にどうしたんですか?」

P「俺、こう見えて大学時代アカペラサークルだったんだ。だから、歌は好きだし」

春香「えっ、初耳です!オタサーで副会長やってたって先週言ってましたよね」

P「歌、結構自信あるんだよね」

春香「ええっ、そうなんですか!?『プロデューサーってあんまり歌が上手くないの』って、この前美希が話題にしてましたけど」

P「え?伝わってなかったか。オホン!じゃあ、早速….」

春香「えっ、事務所で歌うんですか?」

P「もちろん」

春香「……」

P「あんなさああか!!!!こんなさあああか!!!!!」

春香「ちょ、ちょっと、プロデューサーさん」

P「どうだ、考え直したか」

春香「その、あの……あはは。楽しそうに歌ってるのは伝わってくるんですけど、もう少しこう……ボーカルレッスンとかやるのもいいかなって思うんです」

P「春香……俺の歌、ダメか?」

春香「ダメってわけじゃないですけど、どうして急に『歌いたいんだ〜』なんて言い出したんですか」

P「春香とは、色々あったよな。笑ったり、怒ったり、ケンカもしてみたり」

春香「はい……?たしかに、そうですけど」

P「いつも春香を応援してたファンが居なくなるのも、新しいファンが来るようになったのも、俺は春香と一緒に見てきた」

春香「私がアイドルをやってこれたのも、ファンのみんなと、プロデューサーさんのおかげですしね」

P「これからも、それは変わらないよ」

春香「あの、プロデューサーさん。嬉しいんですけど……歌うことと、どう結びつくのかなって」

P「俺は、春香の隣にいたいんだ」

春香「……プロデューサーさん」

P「ステージ袖から見守るのもいいんだけどさ、もっと近くで、春香の隣で、春香と一緒に、春香の顔を見ながら歌いたい。春香の歌声でハモりたい」

春香「っ!……えへへっ、プロデューサーさん。やっぱり、ダメですってば」

P「俺は本気で……」

春香「歌はいいとして、プロデューサーさんは、踊れますか?」

P「た、多少練習すればそれなりには」

春香「じゃあ、ヒールブーツ、履けますか?」

P「うっ、それは」

春香「ファンサは?」

P「………」

春香「ね?ステージに上がって、私の隣で歌うのって、結構ハードル高いんですよ」

P「そ、そうか……」

春香「だから、その……えへへ、ずっと見守っててください。プロデュースをしてくれるのが、いちばんプロデューサーさんらしいですよ」

P「そうだな……わかった」

春香「でも、プロデューサーさんの隣で一緒に歌うのって、案外楽しいかも」

 

 

 

春香「プロデューサーさん。さっきの歌なんですけど、一緒に歌いませんか」

 

 

 

 

天海春香誕生日記念動画

"SING!!!!!"

4月3日0時

新卒退職した話

私は新卒で入社した会社に、

2日目で見切りをつけ、

5日目に最後の出社をし、

15日目で書類上の退職を完了しました。

 

退職ネタはよくツイッターで書いているのですが、昨年参加させていただいた「新卒退職本5」へ寄稿した文章を元に、ブログ用の記事にいたしました。

 

これから会社員になる予定の方や、退職するかどうか迷っている方のご参考になれば幸いです。

 

ーー

留年、そして就職活動のプロに

 

みなさんは「禁煙のプロ」というジョークを聞いたことがあるでしょうか。

俺は禁煙のプロだ。なぜなら何度も禁煙しているからだ

というような話でして、類似するものに「結婚」や「ダイエット」等があります。

 

このジョークになぞらえて言うと、私は「就職活動のプロ」と称してもよい人間です。

 

プロにならざるを得なかった経緯を告白します。

 

本来私は2018年の3月に大学を卒業し、内定を いただいていたメーカーへ就職するはずでした。

 

しかしながら、卒業10日前にもなって、必修科目と非必修科目とを混同して必修科目の一つを履修していないことが発覚しました。

 

 

フル単ではありますが、「卒業単位」が2単位足りないため当然留年です。

内定先からは「秋に卒業すれば?」と言われ、人事部長さんが大学に交渉してくださったそうなのですが、大学側が拒否しました。内定辞退を余儀なくされたのです。

 

就職活動の時期は年によってばらつきがありますが、私の世代は、大学3年生の10月にインターンシップが始まり、3月1日に説明会の予約が始まるのが基本でした。

留年、そして内定辞退が決まったのが3月10日なので、インターンシップは到底行えません。説明会もすでに始まっています。

そのため、一念発起して就職先を役所に絞りました。「公務員浪人はよくいるため、職場で年齢が多少違っても馴染みやすい」というアドバイスを受けたことと、SPIと面接・グループワークだけで受けられる役所を見つけたためです。

 

公務員試験を受け、いくつかのグループワークや面接をクリアしましたが、9月の最終面接で落ちてしまいました。

私は残暑の季節に、2度目の禁煙ならぬ、2度目の就活を行うことになりました。

 

2度目の就活といっても、マイナビリクナビ等の就活生御用達サイトに、内定式が始まろうかという時期から登録するのは気が引けてしまいました。そこで、大学の就職課のつてを借りることにします。

私が通っていた東京都内の私立大学は、人によって評価が分かれるものの、ある程度は名が通る私立大学でした。そのため、大学に求人票を掲載している企業も優良なところが多いだろうと自惚れたのです。それは文字通りの自惚れでしたが……

 

11月頃までに数社受け、3社から内定をいただくことができました。

どの会社もいわゆる法人向けのサービス・製品を展開する中小企業で「仕事内容と給料はさほど気にしないが、土日の休みは欲しい」という就活生が選びがちなところではないでしょうか。

 

そのなかから私は、取引先が大手かつ多角的で、資本金額や自己資本比率が良さそうな専門商社の内定を承諾することにしました。月の残業時間も比較的少なく、給料も良くはないですが悪くもありませんでした。

 

そのときは早く両親を安心させたい一心と、大学の紹介だから変な会社ではないだろうという慢心から、逆質問や会社訪問をとくに行いませんでした。これは12月のことでした。

 

そうだ退職しよう。

時が流れ、1年越しに卒業を果たした私は4月1日、入社式当日を迎えていました。2度目の就活ともあって面接慣れしておりハキハキ話していたことや、おじさん受けの良い出身大学の名前からか、新入社員代表としてスピーチも任されました。

 

しかし、初日から違和感がありました。

 

入社式には会社の幹部や関連企業の社長らが出席していたのですが、誰もがみな同じ名字でした。

 

社員の方々は、20代くらいの若手と50〜60代くらいのベテランしか見受けられません。

 

数階建ての自社ビルではあるのですが、男子トイレには東京五輪大阪万博の時期から使われているのでしょうか、古い和式のトイレがぽつんと置かれているだけでした。

 

建物全体の天井もやけに低いです。

 

入退室時や食事を取るときなどに、細かいルールを強制させられます。

 

そんな会社に入ってしまったのです。


  社会人生活二日目、いい経験になるからと会議を見学するよう言われ、新人ながら同期たちと営業会議に出席しましたが、そこで私は驚愕しました。

会長が営業部の方々を怒りに任せて糾弾しているのです。

やはりと言うべきか、社長を始めとする役員や重役からはひとつも反論がありません。

 

ド新人の私でさえ、「なんとかしろ」との言葉のみで売上と利益を三倍にしろと怒鳴りつける行為については合理的ではないと判断しました。

 

入社したこの場所は、同族経営ワンマン会長が独裁体制を敷き、従業員を委縮させる会社だったのです。

 

また同日に、新入社員の今後のスケジュールについても説明を受けたのですが、なんと明日からは、山奥の施設で2泊3日の研修を受けるとのことでした。

 

「研修施設ではどんなことをやるのか」と尋ねたところ「人格否定」と笑顔で返されてしまい、苦笑いするほかありませんでした。

同期から断片的に聞いた情報によると、素手でトイレ掃除をするという社会人に必須のマナー を学ぶらしく、私は悲しくなってきました。

 

健康保険証や労働条件通知書、雇用契約書などをもらっておらず、その説明もありません。いつ、それらがもらえるのか尋ねたのですが、「新人は研修に集中するように」とのことで打ち切られてしまったうえ「明日からの派遣研修のまとめ役になるように」 と、同期十数名の引率を要請されました。

 

私は入社2日目に、この会社で長く働くことはできないと考え、退職する決意をしました。

決意からの行動は早く、大学へ報告のメールを送信しました。

 

次に、両親と相談して派遣研修を終えたら退職するという意思を伝えました。留年という失敗をした息子が退職をしたところで、もはや驚かないようでした。

 

天海春香生誕祭と退職代行

入社3日目の朝を迎えました。

普段の私をご存知ない方に説明しておくと、私はアイドルマスター天海春香さんが好きな「プロデューサー」でして、4月3日はその天海春香さんの誕生日です。

入社前から編集していた動画も投稿しました。

 

しかし、2019年の4月3日は鬱屈した感情が私を覆っています。

同期との集合前に百貨店へ向かい、春香さんの誕生日を祝うバースデーケーキ……ではなく、社会人御用達の菓子折りを買いました。

 

研修施設を運営する団体に会社が長年お世話になっているため、毎年新入社員が手土産を持っていく決まりだったからです。

 

同期に関東出身者はほとんどおらず、東京の交通機関に慣れていない者が多いうえ、地方の商業高校から出てきたばかりの女性も何人か居ます。手土産の準備や乗り場の確認など、引率関係はやはり私が行う必要がありました。私が2日目までに退職していたらどうなっていたでしょうか。

 

研修施設の最寄りまで移動する間に、退職代行会社に連絡しました。

退職代行会社はいくつかあるのですが、私は、そのなかからLINEでやり取り可能な会社を選び、名前や会社名、貸与品の有無などについて伝えました。

パワハラが横行している」「変な研修を受けさせられる」「そもそも入社して三日目である」といった私の状況に担当者は一切驚かず、 淡々と必要な手続きの解説や、確認をしていただきました。

 

「入社式の日に提出をした年金手帳が返されていない」という私の訴えに対しても、「会社に返却を求めるが、もしも返却されなかった場合には、年金事務所で再発行ができる」と親切に教えてくれました。

その後も、進捗状況の報告は随時していただけましたし、手続きについてわからないことがあればすぐに答えてくださいました。迅速に対応してくださった担当の方にはいまでも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

退職代行サービスについては学生時代、「退職も代行の時代」という見出しを見ていたので存在を知っていました。

 

アルバイト先を円満に辞めた経験は二回ほどあるため、「退職の意思くらい自分で言えよ」と思っていたのですが、実際に利用してみて利用者の気持ちが分かりました。

コミュニケーションが苦手で退職の意思を伝えられないという理由で代行サービスを利用する方もいらっしゃるでしょうが、私の場合、入社をして日が浅く直属の上司や人事担当者が分からないという根本的な問題や、そもそも会社の体質的に新人が辞めると言い出した時に何をされるのか分からないといった恐怖感、最も大きいのはこの会社とは一切関わりたくないという拒否感によるものでした。

 

 

社会人になるための研修施設

退職代行の予約が終わると、ある程度気持ちは楽になりましたが、ここから研修施設で二泊三日のイベントが待ち構えています。

 

施設は山の中にありましたが、地方都市の中心部から車で2、30分と走れば着く場所でした。

外観や内装の第一印象は綺麗なホテルそのものなのですが、いたるところにある「ありがと う」「感謝の気持ち」の張り紙、鎮座する笑顔の測定器、そして流れっぱなしになっている数 年前の流行歌(父と母に感謝をする内容の歌)が不気味で仕方ありません。

 

事前に私は「こんな研修を受けさせるのは自分たちの会社だけか、いたとしても数社数名程度だろう」と思っていたのですが、20数社、約100名が参加していました。しかも、あと数回ずつ研修生を受け入れるという盛況ぶりです。いわゆる大企業の名前は見当たらなかったのですが、建設、介護サービス、飲食チェーン、商社など様々な業界の名前があり、私が幼い頃に食べていたお菓子を作るメーカーからも新入社員が送り込まれていて震えました。

 

2泊3日で行う研修内容は、大きく座学と実地訓練に分けられます。

座学では、名刺交換の ルールや上座・下座の区別といったそこそこ有用なこともある程度教えてもらえたのですが、それより重きを置かれていたのは「感謝」「やりがい」といった「美しい日本社会」のあり方でした。

 

座学では、時おり講師が研修生に「これはどういうことだと思う」「みんなはどう?」などと 問いかけます。私は出来るだけ即答し意見を表明した方が講師のポイントを稼げ、悪い関心を引かないということを経験則で知っています。

毎回最前中央に座り、講師の質問にはひたすら手を上げ続け、「社会人にとってふさわしい内容」の回答をしました。この判断が後に功を奏することになりました。

 

問題は実地訓練です。班を組まされ、大音量で音楽が流れるなか「ありがとうございます」を喉がかれるまでひたすら叫び続けたり、「はい!」という返事の練習をしたりしました。声が小さいとみなされたら、罰としてその声出しの回数が増えるか、3分ほど正座をさせられることになっています。言わずもがな連帯責任制です。

 

私は体が大きく、アイマスのライブでコールをするオタクなので大声を出すのは得意です。

しかし、緊張や萎縮で声が上手くでなかったり、そもそも大声を出したことがなかったりする人たちもいます。そういう人たちは罰に罰を重ねた挙句、喉をつぶしてしまい、 聴くに堪えないガラガラ声になっていきました。講師陣は「頑張っている証拠」として彼らを褒めたたえていたのですが、私には見るに堪えない茶番そのものにしか見えませんでした。

 

最も苦しかったのが、舗装されていない山道を裸足で歩かされた挙句、砂利の上で「社会人になる覚悟を素養する」ため、20分ほどの正座をさせられるものです。私は足が太く、正座する習慣がないため正座できません。20分経つ前に、姿勢を崩して罰せられるのは目に見えていました。

 

そこでどうしたかというと、仮病を使いました。過呼吸です。

 

過呼吸は「呼吸を早くする」という簡単な動作ですぐに「症状」が表れるうえ、周囲からも苦しそうに見えるため目立ちます。過呼吸になり、音を立てて砂利の上に勢いよく伏すと、研修生はもちろん、さすがの講師陣も心配して私のもとに駆け寄ってきました。「ごめんなさい!ごめんなさい!」と泣き喚きながら、過呼吸を数十分続け、正座タイムが終わり研究生たちが去っても続けました。仮病とはいえ過呼吸は相応に苦しいので、意識が朦朧となっていきます。その最中、担架の上に重たい身体が載せられたのが肌の感覚で分かりました。これで病院に搬送されれば、研修から逃げられます。

 

少し落ち着いた私はベッドから横を見ると、

「感謝の気持ち」

という文字を認めました。私は施設からの脱出に失敗したのです。けれども「真面目に座学を受け、大声を出して頑張っていた若者が、体調不良で倒れる」 というのは講師陣にとってまさに美談そのもののようで、体調がよくなるまで寝ることを許されました。座学や挨拶の練習を真面目なフリをしてこなしていたことが功を奏したのです。

 

最終日にも過呼吸になったふりをして挨拶の練習を中座しました。

ベッドに横たわりながら、私の大好きな天海春香さんや天海春香役の声優中村繪里子さんのことを考える時間ができたため、洗脳を受けずにすみました。

懸案だった素手によるトイレ掃除の時間も、廊下の雑巾がけという可愛らしい掃除を任されるのみで、幸運でした。

 

搾取構造

研修初日の昼頃に「こんなことやってらんねえ」と言っていたヤンキー風の研修生が、2日目には笑顔で実地訓練をしていたことに恐怖を覚えました。「理不尽な行為を強制され続けると心理的不協和が生じるため、その行為に合致する態度をとるようになる」という強制的承諾 が働いたのだと思います。

 

私は大学で社会心理学の講義を受けていたため、上記の研修生ですとか、「社会人になるにはこういうことをする必要があるし、ここまで大変な思いをしているのだから立派な社会人になれるよね」と話す同期を見ても同調せず、そうした心理状態の変化こそが研修の意図するものであると客観視できました。しかし、そのような理論を知らなければ流されてしまっても不思議ではありません。

 

ちなみに、入社先の同期もそうなのですが、研修生のなかには関西や東北系のイントネーションで 喋る人が多いように感じました。このような研修を受けさせる企業は、なぜこぞって地方出身者を採用するのでしょうか….

これは研修中ひたすら考えていたことなのですが、地方の私立大学出身者や商業高校出身の若者を、関東に所在するコンプライアンス意識の低いブラック中小企業が採用するのは理にかなっています。悪い言い方をしてしまうと、彼らには知識がない場合が多いです。

労働関係の法律や心理学的な知識がなかったり、退職代行サービスや弁護士に相談するという発想がなかったり、世間一般的に見て現在の自分がどういう状況にいるのかを客観視することもできない場合が多いです。そもそも彼らの中には奨学金の返済という重荷を背負う者も少なくないですし、上京して社宅に入ってい ることから衣食住や交友関係にいたるまで会社のシステムに組み込まれています。そのため、彼らにとって、すぐに退職してしまうという選択は取りづらいものなのでしょう。

 

何らかの理由で地方出身者を積極的に採用する普通の企業もあると思いますが、こうした搾取構造の餌食になってしまう方も毎年いるのではないでしょうか。大学とツイッターで得た偏屈な知識を持ち、奨学金がなく、実家が関東にある幸運な私は、速攻で辞める決断ができました。

 

就職活動のプロとして

4月5日金曜日に自宅へ戻って以降、会社へ一度も行っていないですし、会社の人間と一度も連絡を取っていなません。

退職代行会社が手続きを仲介してくれるおかげで、退職届の手配はもちろん、離職票の送付や年金手帳の返却もしてくれたため、関わらずに済んだのです。いわずもがな、今後も関わりたくありません。

 

悪夢のような研修から生還した私は履歴書や職務経歴書、証明写真の準備、そして転職サイ トの利用をし始めました。つまるところ3度目の就職活動です。

 

具体的な業務経験やすぐに役立てそうなスキルがないことがネックになり半分ほどは書類選考で落ちてしまいましたが、裏を返せば、それでも面接の調整をしてくださる企業が半分ほどあったということですし、転職コーディネーターの方も親身になって提案をしてくれたため、私はGW前までに無事内定をいただくことができました。

いま働いている会社も、会社員歴数日の私を人事課に配属するくらい変なところはあるのですが、居心地がよく勉強もさせてくれる会社なので、転職して良かったと思っています。退職した経験を生かして人事労務関係のマネージャーになりたいですね。

 

インターンシップを受けてその会社の雰囲気を把握していたり、日経225の安定企業であったり、よっぽどその企業に魅力を感じていたりするのであれば別ですが、そうでない企業に入るつもりでしたら、入社後の研修内容について面接時の逆質問の時間で聞いておくべきでしょう。

また、三年以内の離職率や職場の年齢層、従業員の出身大学などの情報も、その企業の特性を理解するうえで役立つかもしれません。

 

転職経験者かつ人事課の端くれとして追記するなら、「最近御社で導入した制度はなにかありますか」「コーポレートガバナンスの体制はどうなっていますか」という質問も有効だと思います。精神的にやばい会社を8割は炙り出せるはずです。

 

万が一、新卒入社先がパワハラの多かったり、契約書がなかったり、研修でつらい思いをしたりする場所でしたら、私のように即退職して転職することも可能です。

退職代行サービスの担当者、もし必要であれば弁護士に頼ればスムーズに退職ができますし、よっぽどの大企業や零細企業以外でしたら、4月以降も若手を募集しています。

 

以上は、就職活動を3回行った「就職活動のプロ」としてのアドバイスです。