stantonharukaの日記

春香さん中心に書いています。

天海春香さんのどこがいいのか【内面編】

天海春香さんのどこがいいのか」とよく聞かれるので、以前ツイッターに載せた文章を再構成しつつ外見編と内面編の二回に分けて、私なりに考えて文章化した。

前回外見編に引き続き、内面編をご覧いただきたい。

【外見編】

https://stantonharuka.hatenablog.com/entry/2018/07/20/202543

 

天海春香」という女性として

天海春香さんをアイドルとは関係ない場面で捉えたとき、「性格」「趣味、特技」の二つから内面を伺い知ることができる。

 

・性格

1.明るさ、前向きさ

私は 天海春香です! イエイ!
トレードマークは 頭のリボン
明るく前向き 遠距離通勤
一日一回 転びます♪ イエイ!

(「団結」曲中歌詞より引用)

「明るく前向き」と自身で紹介しているように、春香さんはポジティブな性格の持ち主である。

この明るさ、前向きさが発揮されるのは仲間のピンチのときだろう。

「アニメ・アイドルマスター第20話」においても、千早ちゃんに一度拒絶されたにも関わらず「ほっとかないよ」とチャイムを鳴らした。

 

楽曲においては「前向きで行こう♪」という歌がある。

前向きで行こう♪
休憩してもいいよいいよ
転んだら立てば大丈夫
進めぐんぐん☆GOOD GOOD☆
さあ今日へいってきます!!

全体的に素敵な楽曲であるが、特筆すべきは「転んだら立てば大丈夫」という歌詞だ。

春香さんは「ドジっ子」「前のめりに元気」という言葉で形容、紹介されがちである。

「企画が転んでしまった」「人生の階段から転がり落ちた」などの表現があるように、「転ぶ」というのは「失敗」を意味する。

しかしながら、そんな状況になっても「立てば大丈夫」と歌ってのける春香さんマインドがあれば、非常に心強い感じがするだろう。

 

2.優しさ

春香さんは優しい。

正確には「立場に関わらず人を思いやることができる」と言った方がいいかもしれない。

 

例えばアイドルマスターSP

具体的なセリフは失念してしまったが、春香さんはライバルの響ちゃんに勝ったにも関わらず、Pに響のところへ行くようお願いをする。響ちゃんが悲しんでいることを理解し、最善の選択をしたのである(ちなみに春香さんもこの後「Pがいないとどうしたらいいかわからない」と泣いちゃう。かわいい)

 

またグリー版のミリオンライブ。

リコッタで、怪我による遅れを取り焦る桃子ちゃんに対しての一幕が印象的である。マドレーヌを渡しつつ、

「みんな桃子ちゃんのことが大好きなんだよ」

「焦らなくていいんだよ」

このように伝えて諭す。「リコッタは家族」「春香さんはリコッタのお母さん」と言われる所以である。ミリシタのそっと見守る春香さんも素敵であるが、面と向かって語りかける春香さんは優しさの塊に思えるほど良さみがわっほいであった。

 

3.素直さ

アーケード版からミリシタに至るまで、天海春香さんを天海春香さん足らしめるものこそ「素直さ」だと私は考えている。

 

「すなお【素直】」

考え・態度・動作がひねくれていないこと

「岩波国語辞典」より

 

春香さんは「やりたいこと」「言いたいこと」を隠せないタイプである。

「拗ねる」「仲間に手を差し伸べる」「笑う」「落ち込む」という反応の違いこそあれ、周囲の行動、状況に対して思ったことを素直に表現しているのが春香さんの持つ最も重要な性格だと思う。

 

余談:春香さんはいい子か

 

余談だが、時たま見受けられる意見として「最近の春香は昔と比べて『いい子』になってしまった」というものがある。

春香さんの声優である中村繪里子さんも同様の指摘をアイステでしており、それに同意するツイートもいくつか見られた。

 

武丸さんのツイート:

 

しかしながら、“最近の” ムビマスでは、レコーディングやハリウッドデビューをする千早、美希を褒めたPに対して、ジト目で睨みつつ「頑張ってるのは二人だけじゃありませんよっ」と言うシーンがあり、

 

ステラステージではこんな感じの表情を浮かべたりライブ前にテンパっていたりする。

f:id:stantonharuka:20180925223144j:image

f:id:stantonharuka:20180925224232j:image

性格がある程度変わってきているのは(メタ的に言ってしまえばライターの違いもあるだろうし)私も同意するが、少なくとも、春香さんは思ったことをそのまま表現しているに過ぎず、「拗ねたり落ち込んだり」する/しないというのは性格の変化でなく反応の変化ではないだろうか。

1stVision期と比べると、アニマスのように765プロ全体で横の繋がりの描写が増えたり、ミリシタのように後輩ができたりといった環境の変化が起きた。

つまり、ステラステージの春香さんがIUで響ちゃんと争ったり、アケマスの春香さんが765プロの先輩になったりしたら、相応の反応をするのだと私は考えている。

 

ちなみに、私は拗ね春香さんの動画を見て春香Pになったので皆さんにも見ていただきたい。

IDOLM@STER アイドルマスター 春香 コミュ 秋の仕事1 ノマ+バッド - ニコニコ動画

 

・趣味、特技

「カラオケ」「お菓子作り」「長電話」

 

作品によって程度はあるが、基本的に春香さんの趣味特技の欄には上記の通りに並んでいる。

「女の子らしい(ポリコレに引っかかりそう)」趣味かと思うが、共通しているのはどれも誰かがいて成り立つ趣味であるということである。

 

まずカラオケである。

春香さんは公園で一人で歌うこともあるが、カラオケとなるとアニマス26話のように誰かと行く様子が容易に想像できる。

 

続いてお菓子作りである。もちろん、作ったりレシピを考えるのは基本一人である。

しかしながら、

無印でPにケーキを作ってきたり、

OFAで響ちゃんとサーターアンダギー作りで競ったり、

アイモバiでお菓子を振舞いながらライブをやりたいっ言ったり、

ミリオン・ミリシタでリコッタのみんなにマドレーヌを振る舞ったりと、

春香さんの作るお菓子は、周囲の人間とのコミュニケーション手段として利用されているのがわかるだろう。コミュニケーションの相手はファン同僚後輩Pと多様である。

誰かのことを考えながらお菓子を作る春香さん可愛い。

 

長電話についても、単純にお喋りが好きなのもわかるが、「話が盛り上がる友人が多数いる」ということも想起させるいい趣味だろう。

 

先日拝見した「Pは担当アイドルに似るのか?」という考察記事において、春香Pは外向性が高い傾向にあるという趣旨のデータが載せられていた。

Pは担当アイドルに似るのか? - いはらいふ

因果は不明だが、「春香さんは外向性が高い」というのは趣味特技のチョイスからもわかるだろう。

 

天海春香」というアイドルとして

アイドルとしてのいいところは、「憧れ」を持っているところが挙げられる。

憧れに関しては長文を書いたので、そちらをぜひ読んでいただきたい。

https://stantonharuka.hatenablog.com/entry/2018/07/10/233447

 

以上、天海春香さんのどこがいいのか、外見編と内面編に分けて書いた。他にも書ききれないこと、私がまだ見つけられていないことなど、春香さんの良さは星の数ほどある。

天海春香さんの良さを少しでも実感していただければ幸いである。

 

なお、9月29日(土曜)、30日(日曜)には、MRライブ・天海春香さん主演公演が開催される。

ローチケにてチケットが発売中であるから、ぜひ観に行ってほしい。必ず🎀リボン🎀が生えてくるはずだ。

http://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=375722

中村繪里子さんを推せる三つの理由

私はスタントン(@stantonharuka)と申します。アイドルマスターという作品の天海春香さんというキャラクターがきっかけで、声優の中村繪里子さんのことが好きになりました。

いまでは繪里子さんのイベントに行ったり、ラジオを聴いたりしています。

唐突に、繪里子さんの好きなところをまとめたくなり、この文章を書いた次第です。

推せるポイントを三つに絞って挙げます。

 

1.演技が上手い

贔屓目で見ている部分もあるかもしれませんが、繪里子さんには役者さんとして必要な演技力があると思います。「演技」に関しては

  1. 発音による感情表現の巧みさ
  2. 滑舌の良さ
  3. 身体表現の巧妙さ

この三つが挙げられるのですが、このなかでも1.についてさらに掘り下げます。

 

発音による感情表現の巧みさ

繪里子さんは声で感情を伝える能力に秀でてらっしゃいます。楽曲とお芝居の二項目で説明しましょう。

 

【楽曲】

色・ホワイトブレンド

アイドルマスターという作品に登場する女の子、天海春香さんのカバーとして歌ってらっしゃいます。

原曲の中山美穂さんの歌や、原曲を手がけた竹内まりやさんの歌(セルフカバー)と比較すると、とても幸せそうに歌っているのが分かるかと思います。春香さんは歌うことがとっても大好きな女の子なので、まさにそれが分かるカバーになっています。

 

色・ホワイトブレンドが収録されています。

 

私は春香さん自体も大好きなのですが、「は行」の言葉に対する春香さん(CV.繪里子さん)の楽しそうな声は、誰にも真似できない専売特許だと思っています。

この曲でいえば「春の陽ざしに」というフレーズだけでも「は行」の素晴らしさを味わえるでしょうし、

楽曲外の春香さんのセリフでしたら「えへへっ」「はーい!」といった声を聞くと幸せな気分になれることでしょう。

 

楽曲ではそのほかにも「君に逢いたくて」「前向きで行こう♪」「雨音」「ほっぺにチューをしてくれる」「笑って!」といった本人名義・役名義の歌を聴くと、聴いているこちらの感情が揺さぶられるほど胸を打たれたり、高揚したりします。

 

 

【通常版・Blu-ray】中村繪里子 GO!GO!LIVE! ら・ら・ら・なかむランド~Love・Laugh・Live・~

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なかむランドのライブBDです。

 

【お芝居】

「エグ女」

エグ女は、女性の内面に迫った物語をオムニバス形式で披露する舞台で、今年の2、3月に公演されました。

繪里子さんはその舞台で、物語にあった様々な役を務められました。

「パチンコで負け続けて妹にタカる姉役」「友人の彼氏を寝取る女性役」などです(特に後者はエグかったです)。

喜怒哀楽を表現されるのはもちろん、「秘密を隠す」「意地を張って言い返す」というシチュエーションで話されるセリフから、胸の奥で絡み合う複雑な感情がよく伝わってきました。

例えば「声を震わせる」といっても、怒っているときと怯えているとき、もしくはそれらが重なっているときとで若干響きが違うと思います。

私は演技のトレーナーではないただの素人なので偉そうに評することはできませんが、少なくともいち観客の私には、言葉で簡単に言い表せないそれらの感情が伝わってきました。

 

そのほかにも、朗読劇を中心に舞台で演じられる機会は多いので(なぜか「ずるい女」系統を演じられることが多い印象。きゅんとしてしまう)、ぜひ繪里子さんの舞台があれば観に行かれてはいかがでしょうか。

 

2.トークが面白い

繪里子さんは様々なラジオ番組やトーク系のイベントに出演されているのですが、そのトークが非常に面白いです。

トークをする相手は、イベントやラジオで様々です。他の声優さんや司会者の方はもちろん、ファンの方や学者さんとお話しする場合もあるのですが、どんな相手でも言葉や意図を汲み取る能力を発揮していらっしゃると思います(余談ですが話を聞くときの高速頷きが可愛いです)。

お話しを広げたり、オチを付けたりするのはもちろん、少し前に出た話や相手の言葉をもう一度引用されたりしつつ、相手が嫌がらない範囲でいじるので、会話の節々から頭の回転の速さや記憶力の良さ、そして出演者やファンに対するリスペクトを感じることができます。

 

よく「繪里子は芸人」という言葉を目にします。それも繪里子さんを表す言葉としては正しいのですが、「繪里子さんの話は笑える」という事実の外に、

  1. 「言葉や意図を汲み取る能力」
  2. 「頭の回転の早さや記憶力の良さ」
  3. 「相手へのリスペクト」

があることも感じていただけると、繪里子さんファンとして幸せです。

ラジオを聴いたり、イベントに行ったりすると実感できます。

 

3.顔が良い、可愛い

最後にピンチケっぽいノリになってしまいますが、繪里子さんは顔が良くて可愛いと思います。顔の良さや可愛さの尺度は人それぞれ異なりますので、私なりに説明いたします。

 

①小顔、色白

繪里子さんの顔自体整ってらっしゃると思うのですが、イベントに行く度に気づくのは繪里子さんの顔の小ささと肌の白さです。

プリクラやsnowなどでその設定や謳い文句があるように、小顔や色白というのは美人・可愛さの条件の一つかと思うのですが、まさに繪里子さんはその条件に当てはまる美人だと思います。

 

②髪形が可愛い

ありがたいことに繪里子さんはイベントに多く出演なさる方なのですが、そのイベントの度に髪形が変わります。

女性のヘアメイク事情には明るくないので具体的に話せず申し訳ないのですが、編み込みのような髪形だったり、ポニーテールみたくまとめたり、お団子にしたりという感じです。

しかもそれがよくお似合いで可愛らしいです。

 

③笑顔が可愛い

繪里子さんの笑顔は素敵だと思います。目を細めて「くしゃっ」という音が聞こえるような笑い方が可愛らしいです。

先日、イベントで腕時計のお渡し会のようなものがあり、私もいただいたのですが、目線を合わせていただきながらこの笑顔をされたので心が豊かになれました。

 

④仕草、反応が可愛い

まず仕草ですが、繪里子さんのイベントでよく見られる仕草についていくつか紹介します。

 

【仕草:高速頷き】

トークのところでも少し書きましたが、「うんうんうん」という相槌をいれつつめっちゃ速い頷きをされまして、これが非常に可愛らしいです。会話が盛り上がっているとき、シリアスなお話しを聞いているとき、トークに慣れていない若手声優さんが一生懸命話しているときなどで若干感じが異なるので、そこに注目してみると面白いかもしれません。

 

【仕草:場つなぎ】

席を移動したり、なにか次のコーナーに進んだりするどうしても無音になってしまうときに、繪里子さんは「はーい↓」「さてさて」「よいしょ」と言う傾向にあります。この言い方がとても可愛いです。周囲への配慮と可愛らしさとが分かる「二度おいしい」仕草だとおもいます。

 

【反応】

つづいて反応です。たくさんあるのですが、例えば、「お写真可愛かったです」というメールに対して照れながら「フォトショだってば!」と返したり、イベント中急に褒められて「またまたぁ~」と謙遜する様子が可愛らしいです。

先日のラジオのイベントでしゃっくりをされたのですが(かわいい)、しゃっくりにびっくりして口を抑えつつ(かわいい)キャスター付きの椅子に乗ってはけていく姿が素敵でした(かわいい)。

 

これら①~④が組合わさるので、繪里子さんはとても可愛いと思います。

 

最後に

繪里子さんを推せる理由について、

  1. 演技が上手い
  2. トークが面白い
  3. 顔が良い、可愛い

以上三つを挙げさせていただきました。

 

ツイッターの更新も頻繁ですし(告知だけではなく、日常ツイートや他声優さんとのリプも多いです)、

ラジオもたくさん(中村県ちえのわ市、びばりば!!、キラとき☆、くちをひらく等)されています。

 

9月中はほぼ毎週繪里子さんのイベントがありますし、10月にはがたフェスでトークショー、11月には大学の学祭関係、12月には下田麻美さんとの台湾ツアーがすでに決まっています。

 

中村繪里子さんのラジオやイベントに興味を持たれた方は、ぜひ繪里子さんのツイッター(@eriko_co_log)をフォローしてみてください。

中村繪里子@中☆吉の中のほう (@eriko_co_log) | Twitter

 

台湾ツアーの申し込みURLも貼らせていただきます。すごく楽しみなのでパスポートを申請したり、空港ラウンジを利用するためのパスに加入したりしました。

中村繪里子&下田麻美 presents!台湾の大中小ぜんぶかなえますツアー|JapanWalker.TRAVEL

 

中村繪里子さんの魅力を少しでもお伝えできていたら嬉しいです。

長文にも関わらず最後までお読みいただきありがとうございました。

初星宴舞レポート -新たな伝説となったライブを振り返る-

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※この記事は、学習院大学アイドルマスター研究会が夏コミで頒布した会誌に寄稿させていただいたものと同様です。

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 このレポートでは、私スタントンが765AS念願の単独ライブ「初星宴舞」について、現地で思ったことやディレイビューイングでの発見などを織り交ぜながら論ずる。読者のみなさんで初星宴舞に参加した方にはあの熱気を思い出していただけるように、参加していない方にはその熱気が伝わるように書けていれば幸いである。なお、二日連続で披露された楽曲の感想については初日のセトリ部分にてまとめて書かせていただいたうえ、MCの雑感は初日のものと二日目のものとが混在しているかもしれないが、その点は何卒ご容赦を願う。

 

1.開催概要

 公演名:THE IDOLM@STER ニューイヤーライブ!! 初星宴舞

 開催日時:2018年1月6日(土)17時開演、1月7日(日)16時開演

 開催場所:幕張メッセイベントホール

 出演者:天海春香中村繪里子さん、如月千早今井麻美さん、

高槻やよい仁後真耶子さん、秋月律子若林直美さん、

三浦あずさたかはし智秋さん、水瀬伊織釘宮理恵さん、

菊地真平田宏美さん、双海亜美・真美役下田麻美さん、

星井美希長谷川明子さん、四条貴音原由実さん、我那覇響沼倉愛美さん

 

2.初日開演前の私の状況

私は9th以来久々となる765ASの単独ライブの開催を心待ちにしていた。2017年1月のプロミで「歌だけのライブがしたい!」とミンゴスが叫んでから、それがたった1年で実現できたことに感慨をおぼえつつ、台湾公演やハッチポッチでシアター組と同じステージに立った経験がどう活かされるのか楽しみにしていた。また、10thライブで残念ながら披露されなかった楽曲や、新しく加わったMPシリーズの名曲の数々についても様々な思いを巡らせながら、春香さんの法被を身にまとい、現地会場のアリーナA席でいまかいまかと開演を待っていた。舞台上には12月に発売された新作ゲーム「ステラステージ」等に登場するライブ会場のひとつ、「国立ライブフォーラム」を模した黒色のポールと金色のアーチがそびえており、荘厳な雰囲気を漂わせていた。

 

3.初日セトリを振り返る

1・THE IDOLM@STER

ライブ開演である。11人が登場すると、会場は熱気と大歓声に包まれた。注目された一曲目は毎度おなじみの歌マスであったが、イントロの部分に尺八や琴の音色があり和風っぽいと感じた。初日、二日目を通したMCによると、やはり初星MIXという今回専用のアレンジであるらしい。今回の衣装は鮮やかな和服、振袖風であるため、腕を大きく広げるたびにゆらゆらと揺れる袖がステージによく映えていたと思う。特に間奏部の左右の腕を広げながらステップする振付け(繪里子さん曰く雨々ふれふれ)が印象深かった。一曲目でいきなり銀テープが発射される演出に驚かされつつも、幸いにしてちゃんとキャッチできた。

 

2・START!!

二曲目は春香さんのソロ曲であった。私はイントロを聞いた瞬間に、「その選曲があったか!」と意表を突かれた感じがしたのを覚えている。私の脳内には2015年のCD発売後ひたすらに歌唱を待ちわびた「ステキハピネス」しかなかったため一瞬たじろいだのだが、「2018年最初のアイマスライブ、最初のソロ曲が天海春香のSTART!!」という選び方はなかなか粋であるし、春香Pとしてはこの上ない僥倖であるとすぐに納得できたため全力で楽しめた。サビの部分で繪里子さんに合わせて腕を左右に振ったり、「四つ葉のクローバー」で緑色のライトを振ったりする恒例行事もできて大満足である。

 

3・プラ・ソニック・ラブ!

待ちに待ったやよいのMA3曲である。ようやく「やる気ターボ」を言えた喜びで全身が震えてしまった。さすがのまやちゃんも若干息切れ気味になるくらい激しいダンスであったのだが、ダンサーさんとのコンビネーション(特に間奏のドライブ風の振付けが素敵だった)が良く、フォローもあったためか最後まで明るいパフォーマンスを見せてくれた。

 

4・私だって女の子

こちらもやはり待ち望まれた律子さんのMA3曲である。最初のサビの入りがずれるも、後のサビでは修正されていて安心した。ハッチポッチでの伝説の「木」役を見て若林さんはまだまだ動けるのだと私は思っていたのだが、その思いに違わず、袖が映える大きめな振付けをこなしながら、ロックでストレートなこの曲を見事に歌いのけてらっしゃった。まさに「若林神」の名前通りのステージであった。

 

 

5・トリプルAngel

新婚さんとなったあさぽんが本領を発揮する、亜美のMA3曲である。他の未披露MA3曲同様に特徴的なコール(今回は「ぱやぱやぱー」)ができて嬉しかったし、亜美らしいかわいくかつ面白いステージを見せてもらえて満足である。ディレイビューイングではわかりやすかったが、あさぽんはカメラや客席全体に気を配りつつ非常に表情豊かに歌ってらっしゃった。あさぽんが楽しそうに歌ってらっしゃるとこちらまで楽しくなるのは、きっと私だけではないはずだろう。

 

6・ロイヤルストレートフラッシュ

伊織Pの多くが全力アイドルと同時に挙げていた「初星で聞きたい曲」が序盤に来てしまった。イントロで思わず「あっ」という声を出してしまった方も多いのではないだろうか。私も今回のライブでぷちます曲が歌われるとは思っておらず、今回のライブの「出題範囲」の広さを思い知った。伊織のかわいらしさ・・・いや、この曲では「綺麗さ」が存分に発揮されたステージであった。

 

7・聖炎の女神

新譜であるMP赤からの選曲となった。アイステ曲の「continue」等を聴けばわかるが、貴音さん、そしてはらみーはこういうロック系の曲も実によく似合う。凄い色気をだしてにらんでくるはらみー(若林さんのMCより)に負けじと、律子さん(若林さん)も力強い歌を響かせていて、なかなか聴きごたえのあるステージだった。

 

8・LEMONADE

オリメンはあずささんと雪歩であるから、萩原雪歩役の浅倉杏美さんが不在である今回は歌われないだろうと私は思っていた。しかしながら、雪歩の不在を17歳トリオの一員である春香と真でカバーするというなんとも粋なキャスティングで、MP黄色の異色作を披露してくれた。哀しさと力強さとが入り混じったシンセサイザーの独特な曲調に、スタンドマイクへ向かう三人の歌声が非常にあっていて引き込まれてしまう。10年以上培われてきた三人の表現力を思い知った。

 

9・Funny Logic

「応募券が入ってなくても複数枚買った」と言われるくらいの名盤がMP青であるが、そのなかでも屈指の人気曲がやはり初星宴舞で披露された。やよい亜美真美の歌い方もそうだが、振付けも「へんてこ」と「かわいい」とが上手く融合されたものに仕上がっていて(特にサビ部分の腕を引っ込めたり伸ばしたりする振付けがいい)、私はとても満足した。また、あさぽんがまやちゃんを中心に亜美真美の二人分動いていたような気がして、いつも双子のことを平等に思ってくれているあさぽんの姿勢に改めて感謝した。

 

10・BRAVE STAR

MP赤の全体曲である。「ロッキンレッド」のアルバム表題通り熱い曲であり、P達のコールや真っ赤に染まる客席に呼応して、ステージいっぱいに広がる四人の姿は実に壮観であった。個人的には大サビ前(one more time 出かけよう~)の四人がくるくる回りながら歌うフォーメーションが好きで、ああいった演出を含めてライブ映えする楽曲であると再確認できた。

 

11・addicted

はらみーに対して「ずるい」という感想を抱いてしまうほど圧巻のステージであった。貴音さんの曲もいろいろなものがあるが、この曲は、はらみーの真骨頂である「吐息の漏れる歌声」や「高音の伸びの上手さ」を存分に引き出している曲の一つであると思う。レーザーや照明による演出もはらみーによるパフォーマンスを絶妙にアシストし際立たせていた。セトリをみて冷静に考えると、ここからフェアリー組のターンとなっている。

 

12・Day of the future

ライブでは久々の歌唱となる美希のソロ曲である。イントロが流れた瞬間、数列前にいた厄介気味のオタク二人組がジャンプしながら抱き合っていて警備員さんに止められていたのだが、その気持ちは痛いほどわかる。「彼らはMONACAフェスにも行ったのかな」などと私は一瞬考えてしまった。明るくて長い髪を時折振りながら歌うアッキーの姿はまさに星井美希その人であり、美希Pではないが非常に興奮しながらライトを振っていた。

 

13・Next Life

あのピアノの音色で始まるイントロを聴いて「そう来るか!」と響ちゃんのソロ曲の選曲にびびってしまった。・・・まさか曲が終わるまでびびり続けることになるとは、このときは思ってはいなかったが。ぬーぬーによる一挙手一投足がまるでダンサーさんを従えているようなパフォーマンスが素晴らしかった。特に間奏部分は近年のアイマスライブ全体を通じても指折りのクォリティであり、心臓が止まるかと思ったPも多いのではないだろうか。ちなみに私はその存在感に圧倒され、呼吸を止めてしまっていたのを今でも覚えている。照明演出もこのパフォーマンスを支えており、私は舞台上にいない裏方のスタッフさん達にも感謝しつつ浅葱色のライトをぎゅっと握りしめていた。

 

14・edeN

まさか初星宴舞で聴けるとは、しかも貴音真あずさの三人での披露だなんて思わなかったが、非常に盛り上がる良曲であるのを再認識した。会場でも高まってらっしゃった方が多いように見受けられた。もともとオリメンではない智秋さんもノリノリであり、クールなこの曲にマッチしていたような気がする。それにしてもシャイニーフェスタの曲はこれにVault That Borderline!にビジョナリー、そしてMUSIC♪と、ASでも屈指の名曲ばかりである。

 

15・Fate of the World

イントロを聞いて何の曲かわかった後に、オリメンで披露されるのだと理解して胸が熱くなるまで一秒もかからなかった。「はるちはみき」はアイマス全体のなかでも代表的なユニットの一つだと思うが、こうして揃うのはかなり久しぶりのことである。三人の持ち味を活かせる楽曲としてこれを選んだ演出家の方を褒めるしかない。私はサントラを繰り返し聞いていた頃の記憶とムビマス劇中劇の「眠り姫」のシーンを思い出しつつ、夢中でライトを振っていた。

 

16・合言葉はスタートアップ!

ミリオンPが待ち望んだレジェンドデイズ、オリメン初披露曲である。歌詞に違わず伝説のステージとなった。この初星宴舞での披露後にミリシタでも楽曲イベントがあったので、良さを改めて理解してからディレイビューイングに向かうことができた方も多いのではなかろうか。この曲に限ったことではないが、曲が終わったあとに泣きながら「ありがとう」と叫ぶ人を見るとこちらまで目頭が熱くなる。

 

17・Light Year Song

MCを挟み、イノタクサウンドをじっくり味わえるMP青の全体曲が登場した。海に沈んでいるような静寂と幻想的な青さに包まれながら、しっとりとした歌を聴いていた。P達の静かなクラップもなかなか合っていたと思う。天井の照明がいい仕事をしていたため(流れ星のような光の流れがあった)、私は現地の演出を堪能できる喜びを噛みしめた。

 

18・隣に…

間違いなく素敵な歌だったが、この曲についての詳しい解説、感想はGm@sの会長、そしてあずさPである川流れ君に譲りたい。歌い終わった後ゆっくりお辞儀する智秋さんの姿を見て、言葉で表現できないような感情が沸き上がってきた。現地ではもちろん、ディレイビューイングのときでさえ周囲からすすり泣く声が聞こえたことからも、楽曲のもつ重みとステージの素晴らしさを改めて実感できた。

 

19・チアリングレター

真の曲は何が来るかわからなかったが、AS曲のなかでも指折りの染みるバラード曲が待っていた。気持ちのこもった温かいひろりんの歌声に、アニマスの真回やゲームでのコミュ等を浮かべた方も多いのではないだろうか。私の参加した終演後の飲み会では「チアリングレター」「それ!」という簡潔かつ核心を得たやり取りが各所で繰り広げられていた。

 

20・虹のデスティネーション

MP黄色の全体曲がここで登場した。バラード曲が連続した直後でも違和感がなく、かつポップで前向きな明るさを持つ良曲だろう。個人的にはこの曲の振付けが大好きだと声を大にして言いたい。「誰もがココロに持ってる~」のときにアッキーが左右に向くやつと「新しい地図広げて~」のときに三人が一歩ずつ前へ進むやつが特に私のお気に入りである。二日連続で披露された楽曲であるが、初日の虹デスに関しては、智秋さんの晴れやかな表情を見られたのも良かった。

 

21・Just be myself!!

多くの千早Pの方々が待っていたであろう名曲が、ソロ曲のトリで来た。晴れやかにどこまでも伸びていきそうな歌声と、光輝く照明の演出とが重なりあって圧巻のパフォーマンスであった。光に包まれて力強く歌う千早ちゃん(ミンゴス)の姿に、ミリオンライブのあのカードが重なって胸を打たれた方も多いのではないだろうか。私の観測した範囲だと、初日終演後、ツイッターのアカウント名が「Just be myself!!さん」になっていらしたPが10名以上いたと思う。

 

22・Destiny

アンコール前最後の曲で運命を感じてしまった。OFAで登場したときや10thライブで披露されたときにも思ったが、この曲を聴くと自分自身がアイマスに出逢ってからどのように過ごしてきたのかを思いださせてくれる。このときは春香さんに出逢ってからの数年間と、10th以後の苦難といっても過言ではなかった期間を思い返していた。間奏部分では客席の前から後ろへむかってウェーブをしたのであるが、「(後ろの席まで)届いてー!」という繪里子さんの叫びも含めて良い演出となった。

 

23・自分REST@RT

アンコール一曲目に何が来るのか――。答えはイントロで自然に高まってしまうあの曲であった。ミリシタへの実装が決まったハッチポッチでの告知でさえ爆発的に盛り上がったのだから、ライブで歌われて盛り上がらないはずはない。もはやこの曲は「765ASの定番ナンバー」といっても過言ではないだろうが、ASの単独ライブで聴けて良かったと古参Pから新参Pまでそう思ったのではないか。

 

24・ToP!!!!!!!!!!!!

ステラステージ主題歌のこの曲が満を持しての登場である。ハッチポッチでもこの曲は聴けた。しかしながらステラステージで春香さんSランクコミュのあの選択肢、あのエンディングを迎え放心したあとに生で聴くこの曲は格別であり、私は純粋に感動しながら聴いていた。「がんばれー!」というコールを誰もが遠慮なく言えるのもこの曲の良いところだろう。

 

☆MC雑感(私のツイートより抜粋)

・あれだけかっこいいパフォーマンスをしたぬーぬーが「765プロかっこいいでしょう?その背中を私は追いかけてきました」と言っていて大変エモかった。

・繪里子さんの罰ゲームで「お雑煮作ったんですけど、砂糖と塩を間違えちゃいました。食べてくれますか?(うろ覚え)」というセリフを受け春香Pの私はひどく悶絶したのであるが、周囲が半笑いだったのは解せなかった。初星唯一の「ひりつき」ポイントである。

菊地真プレゼンツライブにはぜひ参加したい。無料招待だそうだが応募にはイープラスが使われるのだろうか。

 

☆終演後の飲み会での状況、主な話題(会場は海浜幕張。人数は12名)

・特に千早PとあずさPが死んでいる(飲み会会場へ歩けず救援要請を送ってきた方や、混乱しすぎて開始時間を間違える方もいた)。

・ムビマスを数十回観た勢にはFateのオリメンが刺さる。

・歌マスでいきなり銀テープが降ってきたり、炎、照明、レーザーの使い方が上手かったりと今回の演出のすごさを再確認。

・「チアリングレター、JBM」→「それ!」

・「JUNGOさんのガチ恋になった」と数名が宣言。

・明日のセトリが楽しみで仕方ない。

 

 

4.二日目開演前の状況

初日の余韻に浸りつつさわやかな目覚めを迎えた私は、テンションMAXで現地に向かった。アイマス研界隈、春香P界隈など様々な方々と初日の興奮を共有し、ステキハピネスや全力アイドルなど披露が期待されるMA3曲の話もした。円陣を組んで765プロファイト!のあの掛け声をしたり、某アイマス研会長同士が膝でUOを折る様子を撮影したりして戯れたのち、アリーナAの初日より若干ステージに近くなった良席で開演を待った。なお、両日とも開演前の前座として、雪歩の案内後に「紅白応援V」が映像付きで使われており、私は両日とも紅組の位置であった幸運もあって非常に盛り上がっていた。

 

5.二日目セトリを振り返る

1・THE IDOLM@STER

感想については初日セトリ参照。

 

2・ステキハピネス

「次の曲は~?この曲です!」の恒例の言葉後に、ついに「この曲」が来てしまった。まさか二日連続でソロ一曲目が春香さんの曲だとは思わず、しかもあれだけ待ちわびたステキハピネスであるから私の頭の中が真っ白になってしまった(春香Pなのに白である。えへへ)。現地では無我夢中で赤いケミカルライトを焚き、大声でコールをしたことくらいしかよく覚えておらず、ディレイビューイングの時になってダンサーさんがいたことや繪里子さんが若干緊張気味の表情で歌っていらしたことがわかった。大サビ前の「3・2・1・GO!いぇーい!」のテロップにリボンが生えていて、LVでご覧になった方は良さみがわっほいであっただろう。映像化された際にはステキハピネスのパフォーマンスを83回くらい見返したい。なにはともあれ、この楽曲が天海春香さん(中村繪里子さん)から私たちにライブという形で届けられたことは非常に喜ばしいし意義がある。嬉しいって思うことはステキだね。

 

3・フラワーガール

ステキハピネスでくたくたになり、思わず座ろうとした私を待ち構えていたのが、貴音さんのあの名曲フラワーガールである。コールを煽ってくるはらみーの求めに応じて「はらみーがすっき!」と大声で叫んだのであるが、周囲のP達がこのコールを覚えていたことに安心感を覚えた。また、間奏の部分でセリフを入れてくださっていて会場中が沸き上がったのも覚えている(セリフは失念した)。ディレイビューイングでは若干心に余裕ができたため、にぎにぎされるマイクや自由自在にくねくねと動くはらみーの右腕を見ることが出来た。

 

 

4・放課後ジャンプ

あさぽんが初日から髪形を変えていらしたので、ほぼこの曲が来ることはわかっていた。しかしながら、「双海真美」としてソロ曲がライブで披露されるのが何年振りであるか知っていたのでとても感慨深かった。ダンサーさんとのコミカルな掛け合いにより歌は進み、「ごっ!ごっ!ごっ!」や「へいっ!」等のコールを私も楽しんだが、あさぽんの「ちきしょー!」が非常に熱のこもるものであったため一瞬びびってしまった。

 

5・全力アイドル

イントロが流れた瞬間に、会場全体が「待ってました」のような安心感に包まれた気がする。私はイントロを聴いている数秒足らずの間に、10thライブの西武ドーム前で、いまはアイマスから離れてしまっている伊織Pの方とコールの練習をしたのを思い出した。この曲に限らずMA3曲はOFAの振付けをある程度採用しているらしく、懐かしさを覚えた。待ちわびたサビ前のコール部分であるがP達は完璧にこなしていており、それを受けるくぎゅもどことなく楽しそうであった。

 

6・BRAVE STAR

感想については初日セトリ参照。

 

7・虹のデスティネーション

感想については初日セトリを参照してほしいのだが、ここではMP赤と青の曲をつなぐ順番で披露されており、この曲のもつ汎用性、クォリティの高さを知ることができる。

 

8・ブルウ・スタア

海辺を走るカーステステレオから流れてくるのがとても似合いそうな、MP青の名曲である。ひびまこの掛け合いで進んでいくかっこよく軽快な歌は、ライブで聴いていても大変心地がよかった。お互いが向き合って手を伸ばす仕草に代表される振付けも見事であり、ダンスが得意なひびまこの二人ならではのパフォーマンスであったと思う。

 

9・ゲンキトリッパー

ハッチポッチでスマイル体操やキラメキラリ、初星初日にプラソニが披露されて、この二日目ではゲンキトリッパーと、数か月かけてやよい曲フルコースのメインディッシュが来た、そんな感じがする。ダンサーさんがジャンプして登場する演出には驚かされたし(にやっとした古参Pの方もいるのではないだろうか)、そんなダンサーさんに負けじと、ジャンプしながらステージのあちらこちらで会場を煽るまやちゃんが良かった。

 

 

10・いっぱいいっぱい

アイマス全体でも指折りの大盛り上がり曲の登場である。特筆すべきはなんといっても歌詞を無視してひたすらP達を煽る若林神のすごさだろう。ライブ初参加の方であってもコールの楽しさが分かる名ステージであったのではないか。私も乗せられて声を枯らして「いっぱいいっぱい」になりながらコールをし「大好き!」と答えたのであるが、ここからの流れがまた凄かった。

 

11・七彩ボタン

そう、いっぱいいっぱいの直後に竜宮小町の三人がやってきて、なんと四人で七彩ボタンを歌い始めたのである。「竜宮小町に律子さんも加えてステージに立たないかな」と誰もが一回は思ったことのある妄想を、見事に叶えてくれる演出が待っていた。演出家の方にまんまと嵌められたようで悔しい。律子さん(若林さん)が見守るようにして立ち去ったあとの、三人の息のあったパフォーマンスも含めて神がかっていたステージである。

 

12・ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど

いっぱいいっぱい→七彩ボタンという絶叫ポイントを終えて若干間があり、そろそろMCかな、と思いきやそうは問屋が卸さない。まさかまさかのこの曲の披露である。「お正月だから『くってねってあそべ』が来る!」と冗談半分に話していたら本当に来てしまった、と頭を抱えたPは多いのではないだろうか。「ららららっらっら!」などのコールの完璧具合から「みんなぷちますのことが好きだ」というのが伝わってきてなんとなく嬉しかった。それにしても、よく考えたらここまで律子さんの三連続登板である。なんというスーパー律ちゃんタイムであろうか。

 

13・オーバーマスター

MC終了後、光の中から現れたのは961プロの誇る最強ユニット、プロジェクトフェアリーだった。そう、初日のはるちはみき同様、初星宴舞ではフェアリーオリメンが揃っているのである。961プロのライバルアイドルたちの熱唱を盛り立てるのが熱い炎であり、私の席では全身でその熱気を浴びることができた。私は何も言わずに無我夢中でライトを振っていた。

 

14・迷走Mind

イントロで「ああ~っ!」と会場全体が盛り上がったのを鮮明に覚えている。初日とはまた違うかっこいい真が見られる良選曲だとP達が瞬時に判断したのではないか。MCでもひろりんが仰っていたが、定番の自転車を外してでも久々に披露してくれてよかった。適所にキレのあるダンスを見せつつクールに歌ってらっしゃった。もちろんまた自転車だとかtearだとかを歌うひろりんも見てみたいものである。

 

15・追憶のサンドグラス

心臓が止まるかと思った圧巻のステージである。アッキーの切なくしかし力強く歌う姿には、ミリオンの後輩たちが憧れる星井美希先輩の姿が重なってみえていた。ディレイビューイング会場では、斜め前の方が泣きじゃくっていたのを覚えている。そんなパフォーマンスに対して、私はただ黄緑色のライトを捧げるようにして持っているのがやっとであった。

 

16・Rebellion

一時期よく披露されていたと思うが、最後に披露された2015年7月から間が空いており、私の中で久々に聴きたい曲の一つであった。みなさんのなかでも「真実の赤」をやりたかったという方は多かったのではないだろうか。しかし、いい意味で定番を裏切ってくるのがさすがである。それは響ちゃんがカットインする演出だ。会場全体からどよめきの声が上がっていたし、私もスクリーンに響ちゃんが映された瞬間、度肝を抜かれてしまった。演出を考えたぬーぬーとそれを実現させたスタッフの方々には頭が上がらない。

 

17・CRIMSON LOVERS

MP赤の超・異色作がライブで披露されてしまった。事前に「難しい楽曲だから歌われないだろう」と思っていた私は猛省した。そう、スタンドマイクを使用しての歌唱である。ディレイビューイングで観たときはわかりやすかったが、映像の構図がまるでPVのように計算されており多いに魅了された。ハッチポッチでのI Wantや初星初日のLEMONADEのときも思ったが、繪里子さんにスタンドマイクを持たせるのは良くない。なぜなら私の鼓動が早くなってしまうからである。互いをよく理解しているえりんごすの二人だからこそできる妖艶なパフォーマンスに対して、私は赤いライトを振ることすらおぼつかなかった。

 

18・始めのDon’t worry

みきいおによる、MP黄色のキュートなポップソングである。人差し指を二、三回振りつつステップするあの振付けと、アッキーとくぎゅが向かい合う振付けを考えた振付師の方に対して最高の仕事をしてくれたといいたい。私は二人の甘めの歌声に合わせながら、にやけ顔で黄色のライトを振っていた。

 

19・9:02pm

前日に大本命「隣に…」を披露したあと、あずささんは何を歌うか――。答えはアケマスから存在するこの曲である。数多ある楽曲のなかからこれを選択した智秋さんに感謝(ご参パイ)しつつ堪能させていただいた。炎がキャンドルの火のように揺れる演出も雰囲気に合っていたし、歌は言うまでもなく素敵であった。また披露後の智秋さんのブログでは二曲についての想いを書いてくださっており、それを読ませていただいたあとにディレイビューイングで見るステージはさらに感動してしまうものだった。

 

20・Light Year Song

感想については初日セトリ参照。

 

21・細氷

初日終演後の飲み会でもいろいろ予想大会(千早ちゃんがソロのトップバッターになるのではないか、choco fondue、眠り姫が歌われるのではないか…etc)が行われていたが、ソロ曲トリには二日連続で千早ちゃんがステージに上がり、そしてこの曲を歌ってくれた。「空に光る細氷たち」のところでふと天井を見上げると、無数の光が散りばめられていて胸がときめいてしまった。OFAみたくスモークのなかで歌うミンゴスもかなり様になっており、765の歌姫を体現するステージを現地で見られたことを感謝した。また、終了後に他のキャストが千早ちゃん(ミンゴス)のもとへ駆け寄っていく姿から「千早ちゃんよかったよ」のような声が聞こえる気がして、まさに765ASの関係性を感じられたステージが眼前に広がっていたように思う。

 

22・Destiny

感想については初日セトリを参照してほしいのだが、二日目は曲前のMCで、繪里子さんが「愛を感じてほしいの(うろ覚え)」と仰ったので「THE愛」や「i」が来るかと一瞬思ってしまった。これらの曲もぜひ聴きたいので、次回以降に期待したい。

 

23・自分REST@RT

感想については初日セトリ参照。

 

24・ToP!!!!!!!!!!!!

感想については初日セトリ参照。

 

☆MC雑感(私のツイートより抜粋)

・絵馬を書くときに「無」の書き方がわからなくなってしまうぬーぬーがかわいい。

・10thライブ二日目のmy songを現地で聴いた身としては、繪里子さんの「由実、ぬー、10周年おめでとう」にぐっときた。

・ステキハピネスについて「この曲しか選べません」と繪里子さんが仰ってくださって、CD発売以後ずっと披露の日を待っていた私は救われた。

・絵馬のところでおぱんだPさんがかなりいじられていて羨ましかった。

・「様々な問題を乗り越えて明るくなった千早ちゃん」と「問題児(ミンゴス談)の千早ちゃん」の両方を、これからも演じると強く宣言されて、嬉しくなった。

 

☆終演後の飲み会での状況、主な話題(会場は船橋。メンバーはあずさP、千早P、私の三人)

・全員喉が死んでいる。

・いっぱいいっぱいからの七彩ボタンの演出はずるい。

・ステキハピネスが良かったらしい。(私は記憶が飛んでしまっていたためあまり覚えていない)

・みんなが楽しめるライブだった

・ディレイビューイング絶対行く(実際行った)

 

6.全体を振り返って

間違いなく最高のライブであった。待っていた曲が披露されたことや想像を超えるパフォーマンスを見られたことが良かったし、そしてそれを実現する演出の数々が素晴らしかった。三時間半という比較的短めの公演時間に反して、周囲の方の声がガラガラであったことが今回のライブの凄さを物語っている。また今回は雪歩や事務員の小鳥さんがステージに立っておらず、未披露曲も控えていて伸びしろがあり次のライブにも期待できるという意味でも最高であろう。

10thライブ以降怒涛の勢いで進んでいくシンデレラやミリオン、SideMなどとASとを比較しては「なんでASだけ単独イベントが少ないんだ」「もうASは終わってしまうのではないか」と言っていた古参のP達も、ミリシタやハッチポッチなどをきっかけとして「ミリシタの先輩について知りたい」「アニマスの曲をライブで聴いてみたい」と思っていた新参のP達も満足するライブであったに違いない。炎の熱さを全身で感じられるような良席で、この素敵なライブを観られた私は幸せである。連番交換で声をかけてくださったKさん、そして二日目終演後に「ステキハピネスおめでとう」と私のところへ声をかけてくださった方々に改めてお礼を言いたい。

少々せっかちではあるが、ぜひとも早いうちに初星宴舞が円盤化されることを願ってやまない。初星宴舞の次にはあのMRライブがあった。プロミ2018も控えているし、そのうちにありそうな合同ライブや、再度の単独ライブの開催も楽しみに待っていたい。さあ道は開けた。765ASの伝説はまだまだ続く。

初めてのフラスタ企画

天海春香担当のスタントンと申します。先日のプロミで中村繪里子さんと天海春香さんにフラスタをお贈りしました。フラスタの企画を立てることが初めてだったので、記念がてら経緯や行動について振り返ろうと思います。

 

1.フラスタ企画を立ち上げた意図

 私はいままでフラスタの企画を立ち上げたことはおろか、参加すらしたことがありませんでした。なぜなら、フラスタは誰かが勝手にやってくれるものだと思っていたからです。

 

様々なイベントで春香さんのフラスタを見るたびに嬉しい気持ちにはなっていたのですが、参加する気にはなかなかなりませんでした。そんななかで迎えたのか初星宴舞です。ライブ自体とても素敵で幸せな空間だったのですが、春香さんフラスタはひとつもありませんでした。

一月初週ということで時期的な問題もあったのでしょうが、他のアイドル・演者さんにはフラスタがあって春香さんにはないという事実に対して、少し後悔ともどかしい気持ちを覚えました。

プロミでは春香さんフラスタが復活することを願っていたのですが6月になっても企画が見つからず、台湾公演やハッチポッチのときにフラスタを企画されていた方のアカウントを覗いたところとても忙しそうにされておりましたので、私自身でフラスタを企画することにしました。

 

ttwitter.com

 

フラスタの発注や呼びかけなどの手順は、ツイッターでみかけたツイプラ記載のフラスタの出し方メモを参考にしました。

 

twitter.com

 

2.お花屋さん

 どこのお花屋さんが良い悪いというのは知らなかったので、「コンサート スタンド花」みたいなキーワードで探したとこと、見積もりフォームがあり頼みやすそうなお店があったのでそのお店にお願いしました。

デザインは「イメージカラーが赤色のキャラクターに贈るので、赤いお花やバルーンを中心に作ってください」のようなざっくばらんな感じでお願いをしました。予算ですが、ハッチポッチの時に出された春香さんフラスタの参加者が50名ほどだったので、「参加者50名×1000円」と仮定し、フラスタ本体を4万円から6万円の間でお願いいたしました。フォームから依頼を送った次の日のお昼くらいには受付の連絡がきたので驚きました。その後も素早い対応をしてくださったので、安心してやり取りができました。

 

3.イラスト

 FF内にイラストを描ける方は何名かいらっしゃったのですが、①以前やり取りをした経験がある②春香さん界隈、P界隈でネームバリューがある③個人的に絵柄が好き、の3点を考慮しミワのいぢさんにお願いしました。私は絵が全く描けなかったので、「こんな感じがいいです」みたいなステラステージのスクショを編集した画像を送りました。後日完成した絵を送ってくださったのですが、送った画像をさらにわっほいにしたかなり素敵な絵が送られてきて、大変驚きました。

 

当該スクショ

 

フラスタイラストラフ

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完成品

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4.参加者募集

 お花とイラストの承諾をいただいてからすぐにツイプラを立てました。ツイプラを立てることすら今回が初めてだったので、記載内容は他のフラスタ企画を参考に構成しました。参加表明をしてくださった方にはツイッターのDMでgoogleフォームを送り、そこにお名前やお支払い方法について記入していただきました。なるべく参加していただきやすいように、一口1000円で募集をしました。

最初は申し込み期限を7月までにしていたのですが、予想以上の参加希望をいただき、パネルにお名前を載せられない可能性がでてきたので応募開始から1週間少々で締め切りました。結局主催の私とイラスト担当のミワのいぢさん合わせて77名参加というかなりの大人数になり、後のやり取りが少々大変でした。参加者についてはある程度想定しておいた方がよさそうですね。

 

参加してくださった皆さん 

 

5.お支払い方法のご案内

 締め切り後にお名前やお支払い方法について確認の連絡をして、確認が済んだ方からお支払いのご案内をしました。今回の企画で最も大変だったのはこの【確認→支払いご案内→支払い確認】です。エクセルで管理した表に記入しつつツイッターのDMでご案内し、返答がきたらまた表に記入する・・・というのを70名近くの方と個別にやり取りするのはかなり消耗する作業です。実際、ものもらいができたり視界がかすんでしまったりして疲労しました。この作業の負担をいかに軽減するかは今後の課題だと思いました。

お支払い方法は、様々な方にご参加いただきたかったのと、私自身で行ったことのある方法がよいと思ったので口座振り込み、paypalでのカード払い、当日の手渡しの三種類を用意しました。口座振り込みの方には口座情報、PayPalでのカード払いの方にはpaypalmeのリンクを送りました。多額をお支払いいただいてもパネルの名前掲載順で優遇はしないと説明したのですが、春香さんの語呂や誕生日にちなんで1083円や1403円もお支払いいただいた方や、数千円の入金をしてくださった方がいました。なお、口座振り込みの場合通帳記帳やネットバンキングでの確認が億劫だったので、明細や決済画面のスクショを送っていただくようにしたところ管理が幾分か楽になった気がいたしました。

 

6.メッセージ企画

 あずささんのフラスタ企画をされていた方が寄せ書き企画をされていたのを以前見かけたため、せっかくの機会ですから今回繪里子さんバージョンでやってみようと思いました。

・見かけたツイート

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メッセージの背景や文字組みはミワのいぢさんが快く引き受けてくださいました。任意参加でしたが、半数程度の方が参加してくださいました。

・メッセージ背景

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7.完成

 フラスタは予想以上に良いものができました。前述のように「赤」ということしかお花屋さんにお伝えしていなかったのですが、左右にリボン、中央に巨大なリボンがあしらわれている美味しそうな素敵なフラスタを作ってくださいました。一目で天海春香さんのフラスタだとわかる良いものだったのではないでしょうか。

・フラスタ

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メッセージ企画では春香さんとの出逢いを語る方、繪里子さんにひたすら感謝する方など様々な方にご参加いただきました。

・メッセージ企画

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・春香さんの絵

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8.終わりに

天海春香さんの担当として、天海春香さんと中村繪里子さんのために行動を起こせてよかったです。イラストを引き受けてくださったミワのいぢさん、企画に参加してくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

いちASのPが思うミリシタの良かったところ

ASのPの方のミリオンのブログ記事を拝見したので、私も触発されて書いてみました。

 

私は2010年の9月ごろに春香さんに惚れたPでして、担当は春香さん1人だけ、シンデレラサイドMは最近になって多少知識がつき始めた程度、グリー版のミリオンライブはサービス終了間際にリコッタのストーリーをみるためにインストールしたという感じです。

 

そんな私は、ミリシタのサービス開始日から今日までほぼ毎日ログインしてプレイしているのですが、ミリシタに関して良かったところを3つ挙げて、私なりにまとめてみます。

 

1.新しいASのP、ファンが激増した

いちばんにこれが大きいと思います。そもそもミリシタはスマホの基本無料ゲームということで、中・高校生の方や他のアイマスに触れている方でもプレイしやすかったと思います。

 

もちろん「ミリオン」のゲームですし、基本的には「39人」がメインではありますが(私はそうであるべきだと考えています)、要所要所では春香さんら「13人」もがっつり絡んできます。

ガチャやコミュでもAS組13人のアイドルが先輩として出てきますから、アイドルを知ったり魅力をまず分かってもらえたりするきっかけとしてはとても良い入り口だと思います。

 

私は大学で、アイマス研究会というアイマス好きの学生が集まるサークルに所属しているのですが、ミリシタ開始後は明らかに「ASのことを知っている後輩」が増えました。

皆さんの周囲でも、「ASなら○○Pかな」「春香さんかわいいよね」みたいな方が増えたのではないでしょうか。

 

後輩達はミリシタでコミュをみたり、しばしば実装されるAS曲をプレイするのはもちろんのこと、ステラステージやアケマスをプレイしたり、初星宴舞やMRライブ(講義をサボって!)を観に行ったりと、私と同じような活動をするようになりました。

 

大学以外でも、例えば私は次のプロミで春香さんフラスタを出す企画をしているのですが、参加者の方のなかに「今回のプロミが初めてのアイマスイベントなんです」「最初のAS現場です!と言ってくる方が何名もいらっしゃいました。「ミリシタからの春香P」の方々から私のアカウントへフォローをしてくださるケースも頻繁です。

 

TLでも定期的に「アケマスなう」のツイートや1stV期のCDのツイートが回ってくるくらいには、AS界隈が活発になっていると思います。

 

2.ミリオンの子達について理解が深まった

ASPの私にとって、これも大きかったと思います。

私は事前登録時に「ミリPではないから、最初のガチャを引いたらもうやらないだろうな」と思っていたのですが、いきなり未来ちゃんのコミュに春香さんが出てくるわ、音ゲー部分で春香さんをセンターに立たせられるわで嬉しくて、基本的に毎日ミリシタをプレイするようになりました。

 

プレイしていると、お仕事や楽曲のコミュ、ガチャなどでミリオンのアイドルのことを知るようになります。

 

私は、担当とまではいかないものの海美ちゃんがかなりの「推し」になりまして、元気で明るく、ファンのみんなを笑顔にさせるようなところに春香さんと似た部分を感じて好きになりました。

 

その他のアイドルも(特に歌織さん、千鶴さん、桃子ちゃんが好きです)みんな好きになりましたし、ミリシタがきっかけでiTunesで購入した楽曲はいくつもあります。

5thライブはアルバイトで行けませんでしたが、もしバイトがなければLV参加も検討していました。

ある程度の知識、理解があると好きになりますよね。

 

3.要所でASも絡んでくる

最初の方でも書きましたが、ASが要所で絡んでくるのはとても嬉しいです。

私は以前「アイモバi」というiOS向けのゲームを熱心にプレイしていて、春香さんとスマホで会うのが日課になっていたのですが、残念ながらサービス終了してしまいました。

 

ミリシタはスマホで春香さんにまた会えるいい機会になりました。

欲を言えばもう少し春香さんとのタッチ機能を活かしたコミュニケーションやカメラ機能が欲しいですが……笑

 

全曲の歌い分けに慣れていると「口パク状態」には違和感があるのですが、それでもBNTやUNION!!などの数曲では春香さんの歌声を聴けますから幸せです。

また、リコッタのコミュはいいお話でしたし、最近の1周年イベントでは「天海春香担当」として称号を狙って毎日イベントを走ることもできたりと春香担当として話題に入っていける楽しさも感じられました。

 

一方で、「ASのゲーム」ではなくて「765プロシアターのゲーム」としてミリオンの子達が基本的にはメインになっていますから、ミリオンPの方々に出番のことで気兼ねすることなく、マイペースに楽しめるバランスの良さもあると思います。ASのゲームをしたければステラステージなどもありますからね。

 

 

以上の3つが私の思う良かったところです。長文にも関わらず最後までご覧下さりありがとうございました。

 

天海春香さんのどこがいいのか【外見編】

天海春香さんのどこがいいのか」とよく聞かれるので、以前ツイッターに載せた文章を再構成しつつ外見編と内面編の二回に分けて、私なりに考えて文章化した。まずは外見編をご覧いただきたい。


【外見編】
・名前
「あまみはるか」
あまみはるかのなかに、母音「あ」が4つ含まれることに気づいただろうか。実に66.7%が「あ」であり、この数字は765ASのなかではトップである。

ex)きさらぎちはや→57.4%
がなはひびき・みうらあずさ→50%

なぜ「あ」が重要なのか。語感言語学を提唱する増田嗣郎の指摘によると、母音「あ」は明るさや屈託の無さを表現する語感であるとされる。また、韓国語で使用される文字、ハングルの母音"ㅏ(あ)"は2つある陽母音のうちのひとつであり、他の8個の母音とは、発音や文法上明確に区別されている。
つまり、我々は天海春香さんの人となりを知る前から、「あまみはるか」と発言することで彼女が明るい人だと気づくのである。
試しに、「わたしはあまみ、はるかです、いぇい」と繰り返し口に出してもらいたい。すぐに頭からリボンが生えてくるはずだ。


「天海」
天と海。無限に広がるような空間イメージ。
特に「天」は「天命」「天界」の言葉があるように、単に空を指すだけでなく、我々人を超えたものを指す。しかしながら、音読みの「てんかい」ではなく訓読み「あまみ」と発音することにより、壮大さだけではなく、優しさも表現できている。あまみは「甘み」の言葉にも通ずる。リボンもきっと甘々なの。


「春香」
春の香。
春の香りと聞いて、恐らく梅や桜の花の香りを思い出す方が多いのではないだろうか。名字の壮大さと打って変わって、親しみやすさがあるだろう。実際、春の香りの代表である梅や桜を題材にした和歌・歌謡曲は枚挙に暇がない。また、温暖になったことを「春の訪れ」というように、「春香」には物理的に温かいイメージがあるのも特徴である。
天海春香」という名前にはこれだけの良さが詰まっているのだ。


・顔、表情
彼女は大きくて丸い瞳を持っている。また、「のヮの」に代表されるように、大きくて丸い瞳を駆使した豊かな表情をする。
今後春香さんを見るときは、拗ねたときの視線や、ろくなことを言わないときの目に注目してほしい。
また、目だけでなく、髪型を含めた顔の輪郭も丸い。春香さんをデフォルメした「まるるん」でも他のキャラクターからは異質さが際立つほどまんまるである。
まるっこくて可愛いのが彼女なのである。


・髪型
アーケード時代の黒髪を除けば、全ての作品を通じて茶髪がかった黒髪である。いずれにせよ、奇抜な色ではないので、万人受けしそうである。現に私には大受けである。また、後ろの髪が跳ねているのが大きな特徴であるが、個人的にたこさんみたいですごく可愛いと思う。また、「たこさんウィンナー」以上に興味深いのが春香さんのサイド、もみあげの部分である。リボンを付けた部分からまっすぐ下るもみあげは、ぽゃるるんでは巨大化、シャイニーフェスタでは鳥のように大きく羽ばたくシーンがあって注目された。


・身体
身長は158cmで、17歳女子の平均と同じである。高過ぎず低過ぎない、普通の女子という感じがあり、親しみやすい。
※「普通」という言葉の解釈については後に説明したい。
また、公称スリーサイズは83-56-82であるのだが、この数値はタレントの上原亜衣に近似である(他の春香P情報)。春香さんはアイドルなので水着を着る機会があると思うが、セクシーな上原と同様に色気も相応にあるといって良いだろう。
なお余談であるが、1stVision時の体重欄には45kg"くらい"と書いてあった。嘘は書きたくないが体重は気にしてしまうといった感じがして可愛い。


・イメージカラー
赤色である。赤色は血や火の色であるから、身につける人によっては攻撃的・刺激的な感じになるだろうが、彼女はパンゴシ・ルーノワ等を除けばそんな感じをまったく出さない。
また、少なくない数の女児が欲しがるのが赤いランドセルであったり、女子トイレのマークが赤色であるケースが多かったりすることから、現在の社会一般には、赤は女性の色という認識があると言って良いだろう。
もちろん、男性が赤色を選択することを否定する訳ではないが、春香さんの場合は女の子っぽくて可愛いと言える。余談であるが、私は小さい頃から赤色が好きだったようで、前掛けや三輪車も赤色であったらしい。春香さんとの相性抜群である。


・声、歌
現在声を当てている中村繪里子さんの力量も相当含まれるが、春香さんは感情を声に載せるのが相当上手いと思われる。特に彼女の「はひふへほ」の発音は驚異であり、「プロデューサーさん」「千早ちゃん」「えへへっ」の可愛らしさったらもうほんとやヴぁい。
また、歌声も感情たっぷりに表現できるため、楽しくて明るい曲から、しんみりとした静かな曲まで似合うのが彼女の歌である。明るい曲ならステキハピネスを、しんみりとした曲なら笑って!を聴いてみよう。ステージでのパフォーマンスについては内面編にて述べることとする。


・リボン
恐らく天海春香を絵文字で表すとしたら、マイクやお菓子ではなくリボンだろう。窪岡さんによる春香さん初期原案にもリボンがつけられている。「春香さんがなぜリボンを付け始めたのか」というのはまだ解明されていない謎であるが、「リボンがなければ危ないところだった」「トレードマークは頭のリボン」というセリフや歌詞に代表されるように、春香さんとリボンが密接な関係にあることは間違いない。


・・・内面編へつづく